ウーマン
2022.08.31
下半身ダイエットのすすめ|原因と改善策
多くの女性が「モデルのような美脚になりたい」と思っているでしょう。
中には「上半身は痩せているのに下半身はすっきりしない」のような悩みを持っている人も少なくありません。
今回の記事では、下半身太りしてしまう原因とスッキリした美脚になる方法を解説します。
間違ったやり方では逆効果をもたらす可能性も十分に考えられます。
順を追って説明するので参考にしてみてください。
下半身太りの原因は?
下半身太りの原因には主に5つの理由が考えられます。
それぞれの原因を理解することで適切な対処法がわかります。
あなたの理想に近づくために、まずは原因を一つづつ確認しましょう。
セルライト
セルライトとは、おしりや太ももについた脂肪がぼこぼこしている状態のことです。
つまんでみると脂肪よりも固く、いびつな形をしているので簡単に見分けることができるでしょう。
脂肪と溜まった老廃物が水分と固まることでできるので、一度できるとなかなか落とすことができません。
セルライトは、不規則な食生活や運動不足から代謝が落ちることが原因でできます。
体型に関係なくつくため、上半身はやせているのに下半身だけ太っているように見える人も少なくありません。
筋肉のバランス
筋肉のバランスが崩れることで下半身が太って見えることがあります。
筋肉量が多すぎる
学生時代に激しい運動をしていた方や、仕事柄ハイヒールなどのかかとが高い靴を履くことが多い方は筋肉が発達していて脚が太くなります。
特にハンドボールやバスケットボールなどの切り返しの多いスポーツを行っていた方は、ふくらはぎだけでなく、脛(すね)や足首周りにも筋肉がつくことが多く、全体的にメリハリのない脚になりやすいです。
運動を辞めてから数年を過ぎていても普段の生活で下半身は使うため、一度ついた脚の筋肉は簡単に落ちません。
適度な量の筋肉は代謝の向上と脂肪燃焼効果があるので必要ですが、筋肉量が多いとかえって脚を太く見せてしまいます。
筋肉量が少なすぎる
筋肉が少ないと、基礎代謝が下がり脂肪燃焼能力は低下します。
脚に脂肪がつきやすくなるほか、血行が悪くなるため老廃物の運搬が滞り、先述したセルライトができやすくなります。
筋肉量の低下は運動不足やデスクワークが多い方によく見られ、様々な悪影響を及ぼします。
多すぎても少なすぎても下半身太りの原因になりやすいので、適切なバランスを保つことが大切です。
むくみ
むくみは余分な水分や老廃物が溜まることで起こります。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ、血液を全身に運ぶポンプのような役割を持っています。
長時間のデスクワークや運動不足は血行が悪くなり、むくみの原因となります。
その他にも、塩分の摂り過ぎやお酒の飲み過ぎなど、生活習慣もむくみを引き起こします。
冷え性
下半身太りの女性の中には冷え性の方がたくさんいます。
冷え性は血行を悪くし、むくみやセルライトを引き起こしやすくします。
湯船にあまり浸からない人や冷房を常に使用している人などは、毛細血管が収縮しやすく冷え性を起こしやすい傾向があります。
脂肪が多い
下半身太りに悩む人の中には、筋肉太りやセルライトが原因だと勘違いをして、適切でない対処をする人も少なくありません。
体質上下半身に脂肪がつきやすい方は、体脂肪が増えても上半身が痩せているので原因を勘違いしてしまいます。
むくみやセルライトがあまりない場合は体脂肪が原因だと考えましょう。
モデルのようなきれいな脚にするには?
原因の理解ができたら、対処法を考えるのは難しくありません。
自身の状況と照らし合わせながら、自分に合った対処法を考えましょう。
血行促進をする
セルライト、冷え性、むくみの原因は血行の悪さが原因です。
血行促進をすることで余分な脂肪や水分、老廃物を流すことができ、下半身ダイエットには効果的です。
適度な運動を行う
長時間のデスクワークが多い方や、運動習慣があまりない方は適度な筋力トレーニングを取り入れてください。
血液の循環が良くなるだけでなく、運動をすることでカロリーを消費でき、基礎代謝も向上するのでメリットたくさんがあります。
ジムでの筋トレや有酸素運動だけでなく、自宅で行えるストレッチやヨガ、消費カロリーが高くヒップアップ効果のあるスクワットなどがおすすめです。
激しすぎるエクササイズは筋肉をつけすぎてしまう可能性もあるので、セット数または負荷を減らした運動にしましょう。
習慣的な入浴をする
日本人は習慣的に湯船に浸かる方が比較的多いですが、学業や仕事が忙しくてお風呂に入る時間がない方も少なくありません。
入浴は体を温めることができ、水圧で血行促進効果もあります。
毎日は難しいという方は、週2,3回でもいいのでぜひ試してみてください。
筋肉をつけすぎない
筋肉は使用しないことで落ちていきますが、下半身は日常生活で常に使用するため簡単に落とすことができません。
正しい方法でつきすぎた筋肉を落としましょう。
過度な運動をしない
重い器具を使ったトレーニングや、切り返しの激しい運動は避けましょう。
筋肥大を促し、筋肉を落とすどころか余計に成長させてしまいます。
なるべく有酸素運動のようなゆったりとした運動を行うように意識しましょう。
きれいなバランスの筋肉を維持したまま、使わない大きな筋肉を減らすことができます。
姿勢を改善する
姿勢の改善で余計な筋肉を使わなくなり、少しずつ落とすことができます。
猫背や反り腰の方、股関節がゆがんでいる方は、太ももやふくらはぎを無意識に使用し前後左右のバランスをとっているため脚が太くなりやすいです。
骨盤矯正や脚痩せ用のメニューを提供する美容サロンもあるので、マッサージを受けるなどして姿勢の改善を行いましょう。
履きやすい靴を履く
ハイヒールなどのかかとの高い靴や履きなれていない靴を履くと普段使用しない筋肉を使うことが多く、下半身太りの原因になりやすいです。
仕事の都合やおしゃれがしたいときでも、なるべくつま先重心にならないような履き慣れた靴を使用してください。
一日一日の努力が大きな結果につながります。
食生活を見直す
食事制限だけで脚痩せを実現することは難しいですが、食事を見直すことで効率よく下半身痩せを進めることができます。
塩分の摂り過ぎに気を付ける
塩は水分を吸収する性質があり、塩分を摂り過ぎることで体の水分量が必要以上に増えむくみを起こしやすくします。
スナック菓子や味の濃い食事を摂り過ぎないように気を付けましょう。
食べ過ぎの自覚があれば、塩分を体外に排出してくれるカリウムを含んだ食べ物を一緒に摂るのがポイントです。
水分をたくさん飲む
人間の体は50%以上が水分でできていて、水をたくさん飲むことで体の水分を循環させる音ができます。
体内の水分を循環させることで老廃物や塩分を体外に排出することができるため、むくみやセルライトの改善に効果的です。
水の飲み過ぎは水中毒という病気になるリスクも上がるのでまずは1〜2リットル程度を目安に始め、あなたの体に合う量を見つけてください。
お酒の飲み過ぎに気を付ける
お酒の飲み過ぎは体内の水分バランスを崩しやすくむくみを引き起こしやすいです。
また、お酒を飲むことで塩分の高いおつまみの摂り過ぎや筋肉の分解を促してしまいます。
酔った勢いで食べ過ぎを起こしてしまう方は、お腹いっぱいにならないよう腹八分目を目安にするのも過食を防ぐコツの一つです。
お酒が好きな人からしたら全く飲まないということは簡単ではありませんが、一回に飲む量や頻度を少なくして対策をしましょう。
ボディケアを怠らない
下半身ダイエットを実践される方の中には下半身ばかりを気にして上半身のボディケアを疎かにする方も少なくありません。
体幹トレーニングやマシンを使用して腹筋など上半身のトレーニングを怠らないようにしましょう。
美容グッズの使用やフィットネスサロンに通うのもおすすめです。
モデルのような脚を手に入れましょう
下半身太りの原因と解消法を理解できましたでしょうか?
あなたのイメージするモデルのような脚になるためには、日々の努力を惜しんではいけません。
正しい方法を実践して、理想の脚を手に入れましょう。