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2023.05.12
夏場のランニングの熱中症対策!おすすめアイテムを紹介
夏場にランニングをしていて気分が悪くなったり、暑さに耐えられず中断してしまったりした経験のある方は多いのではないでしょうか?夏になると数多くの方が熱中症で緊急搬送されています。ランニングしている方も常に熱中症の危険があることを知っておかなくてはいけません。
猛暑日は外で運動するのを避けるのがベストです。しかし、それでも外でランニングをしたいと考える方は少なくないでしょう。安全にランニングをするためには、正しい熱中症対策を行わなくてはいけません。
本記事ではランニング中の熱中症対策について解説いたします。
夏場のランニングに欠かせない熱中症対策
夏場のランニングには熱中症対策が欠かせません。熱中症になると、命に危険が及ぶ可能性もあります。安全にランニングを行うためには、以下の5つのポイントをおさえておくことが大切です。
- 暑い時間のランニングを控える
- こまめに水分補給を行う
- 日陰が多いルートを選択する
- ノルマを軽くする
- 屋内施設を利用する
暑い時間のランニングを控える
夏場といっても夕方以降は過ごしやすい気温になります。逆に日中は気温が30℃を超えることも珍しくなく、35℃近くになる場合もあります。普段、日中にランニングを行っているという方は、18時以降に時間を変更してみてください。
夕方以降も気温が高いことはありますが、日中と比べると低いです。ランニングする時間を変えるだけで、熱中症のリスクを大幅に軽減することができるでしょう。
こまめに水分補給を行う
こまめに水分補給を行うのは、熱中症対策の基本です。気温が高いと皮膚からの熱放射が行われず、うまく体温調節することができません。熱放射を促進するためには、体に積極的に水分を取り入れて汗をかく状態を作ることが大切です。
水分補給だけではなく、塩分摂取も行うようにしましょう。血液中のナトリウム濃度が減少すると、熱中症になりやすくなります。スポーツドリンクであれば塩分接種と水分補給を同時に行えるのでおすすめです。
日陰が多いルートを選択する
どうしても日中しかランニングできない場合は、日陰が多いルートを選択しましょう。木々が生い茂っている場所は通気性が良く、直射日光も遮ってくれるのでおすすめです。
家の近くに日陰が多いルートがないという場合は、車で日陰が多い場所まで移動するのも1つの手です。アスファルトのような照り返しが強く、直射日光も避けられない状態でランニングを続けていると、他の熱中症対策を行っていたとしても気分が悪くなってしまう可能性が高いので注意してください。
ノルマを軽くする
ランニングが習慣化している方は、1日のノルマがある程度決まっていると思います。しかし、今までと同じ量のランニングを行ったとしても、夏場の方が体にかかる負担ははるかに大きいです。
夏場は時間や距離を減らしたとしても問題ありません。無理のない範囲でランニングができるようにノルマを調整しましょう。徐々に暑さに体が慣れてくるので、ゆっくりとランニングの時間や距離を増やすようにしてください。
屋内施設を利用する
ランニングマシンを利用するのもおすすめです。スポーツジムの利用にはお金がかかるため抵抗感がある方もいるでしょう。しかし、ビークイックのように格安で利用できるスポーツジムも増えつつあります。快適にトレーニングを行う手段として、スポーツジムを利用するのは非常におすすめです。
スポーツジムを利用すればランニングだけではなく、他のトレーニング器具も利用可能です。数多くのメリットがあるので、一度スポーツジムの利用も検討してみてください。
ランニング中の熱中症対策におすすめのアイテム
熱中症対策に効果があるアイテムは以下の通りです。
- キャップ
- ランニングウェア
- ボトルポーチ
これらのアイテムを効果的に活用して、暑さの中でも快適にランニングができる環境を整えましょう。
キャップ
キャップは直射日光が当たるのを防げるのでおすすめです。一般的なキャップでも問題ないのですが、機能性に優れているランニングキャップを選ぶとより熱中症対策として効果が高いです。
ランニングキャップはメッシュ生地になっていて通気性が優れていることが多いため、熱がこもる心配もありません。夏場のランニングにおいては必須のアイテムといえるでしょう。
ランニングウェア
ランニングは幅広い服装で実践できる点が魅力です。一般的なTシャツでもランニングは可能なのですが、熱中症対策を目的とするならばランニングウェアを着用しましょう。
汗をすぐに吸収してくれるため不快感が少なく、通気性にも優れているため熱がこもりづらいです。体温が上がりづらいような構造であるため、夏場のランニングにおいては欠かせません。
ボトルポーチ
夏場のランニングは水分補給が欠かせません。そのためには、ランニングをしながら水分を持ち運べるボトルポーチが重要です。
ボトルポーチは様々な種類があるため、一度着用してみてランニング中に邪魔になりづらいものを選びましょう。ペットボトルだけではなく、スマートフォンのような小物を一緒に収納できるものもおすすめです。
熱中症になった場合の対処法
熱中症対策を万全に行っていたとしても、気温次第では走っている最中に気分が悪くなったり、手足にしびれを感じたりする場合があります。万が一、熱中症になってしまった場合の対策として、以下のポイントをおさえておくようにしてください。
- 可能な限り涼しい場所に移動する
- 水分補給をしつつ体を冷やす
- 救急車を呼ぶ
可能な限り涼しい場所に移動する
少しでも気分が悪くなったタイミングで、可能な限り涼しい場所に移動しましょう。コンビニやスーパーのような商業施設に移動できるとベストです。なぜなら、涼しいだけではなく、水分の補給もそこで行うことができるからです。
近くに涼しい場所がない場合は日陰でも問題ありません。早く運動をやめて日光が当たらない場所で安静にすることが大切です。
水分補給をしつつ体を冷やす
涼しい場所に移動したら水分補給を行いましょう。熱中症になりかけている場合は、水ではなくスポーツドリンクや経口補水液を摂取するようにしてください。その際には一気に摂取するのではなく、少しずつ飲むように心がけてください。
その際にタオルを水に濡らして体を冷やすようにしましょう。首やわきの下、太ももの付け根など太い血管が通っている場所を冷やすようにしてください。タオルがない場合は、冷えたペットボトル飲料で冷やしても問題ありません。
体温を下げることが大切なので、状況次第で氷や冷却シートなどを購入して使用するのもおすすめです。
救急車を呼ぶ
吐き気がするほど気分が悪い場合や、意識が朦朧としている場合は救急車を呼んでください。自分で電話するのが難しい場合は、近くにいる誰かにお願いして呼んでもらいましょう。
吐き気がある場合は、無理に水分補給をすると嘔吐に繋がってしまうかもしれません。そのため、無理に水分補給をするのは避け、体を冷やしつつ救急車を待つようにしてください。
できれば救急車を呼ばなくてはいけない状態になる前に、体の異変に気づいてランニングを中止してください。
ランニング中は熱中症対策が必須
夏場はランニングをしていなかったとしても熱中症になるリスクが大幅に上がります。ランニングをしていると熱中症になりやすいのは言うまでもありません。
熱中症は命に危険が及ぶ可能性もあります。徹底して対策を行い、万が一にでも熱中症にならないようにしましょう。そしてあまりにも猛暑日で熱中症になる可能性が高いと考えられる場合は、あえてランニングの中止の判断をすることも必要です。