トレーニング
2021.04.09
50m走のタイムが速くなるコツは?【走力アップのコツを解説】
50m走のタイムを伸ばしたい!足が速くなるコツは?
中学校や高校の体育で行う50m走で、タイムをできるだけ伸ばしたいと考える方は多いのではないでしょうか?50m走のタイムを伸ばすには、走り方のコツを分かっておく必要があります。また、タイムを伸ばす際には、走力アップのトレーニングも必須です。
今回、50m走のタイムを伸ばすコツや筋力トレーニングの方法についてまとめたので、是非、本記事を参考にしてみてください。
50m走のタイム平均は?
男子
- 中学1年生:8.42
- 中学2年生:7.82
- 中学3年生:7.45
- 高校1年生:7.40
- 高校2年生:7.27
- 高校3年生:7.13
女子
- 中学1年生:8.96
- 中学2年生:8.66
- 中学3年生:8.62
- 高校1年生:8.88
- 高校2年生:8.88
- 高校3年生:8.91
50m走の平均タイムは、男子だと約7秒、女子だと8秒程と言われています。運動部に所属している学生の方の場合、男子であれば6秒台、女子であれば7秒台の方がたくさんいらっしゃいます。
50m走のタイムが速くなるコツとは?
- 強い蹴りによるスタートダッシュ
- 力まずに腕をしっかり振る
- 最後まで気を抜かずに走り切る
強い蹴りによるスタートダッシュ
距離の短い50m走でタイムを縮めていくには、スタートダッシュがかなり重要です。スタートダッシュの勢いが強ければ強いほど、脚力の勢いも増していきます。最初のスタートダッシュの蹴りが弱ければ、スピードに乗っていかないので、スタートダッシュの勢いは意識しましょう。
50m走であれば、100m走や300m走と違って距離も短いので、良いスタートダッシュであればあるほど、タイムも伸びていきます。スタートの時に、右足か左足、どちらを足を前に出すべきかは、練習を通して決めておきましょう。
力まずに腕をしっかり振る
短距離走で速く走り切るには、腕をしっかり振ったほうがいいと聞いたことがある方が多いと思います。50m走のタイムを伸ばすには、腕をしっかり振るということが重要になりますが、力んで腕を振っていると、思ったようにタイムも伸びていきません。
走る時の腕は、身体の軸がブレないようにしっかり腕を前後に振るように意識しましょう。腕を振る際の角度は、多少、斜めになっても問題ありません。また、走る時に、身体の軸がブレないようにするために腕を振るため、極端に真っすぐに振ることを意識する必要もありません。但し、力んで振ってしまうと、身体の軸がブレやすくなるため、注意しましょう。
最後まで気を抜かずに走り切る
50m走を走る際は、1人ではなく複数人で並んで走る方が多いはずです。走っている途中に、ダントツ一位だった場合、ついついゴール手前で気を抜いてしまいやすいもの。50m走を走る時は、最後まで気を抜かずに走り切ることを意識しましょう。
50m走のタイムを伸ばすためのトレーニング方法
レジステッド走
- 2人1組になってトレーニングを行う物はゴムチューブをお腹に巻く
- 走る際のステップ幅で歩き、チューブを持つ者は、進行方向と逆方向に力を加える
- 前傾姿勢を保ちつつ進行、慣れてきたら、膝を上げながら歩く
ギアチェンジトレーニング
- クラウチングスタートで前に出す足を決める
- 前に出す足は90度、後ろ足は135度を意識する
- 前傾姿勢のままスタートし、徐々に上半身を起こす
70m走
- ストレッチをしっかり行う
- タイムを計りながら70mを走り切る
実践を考えて70m走を走るようにしましょう。50m走ではなく70m走にすることで、50mをしっかり走り切ることができます。ゴール直前で弱める癖がある方は、実践トレーニングにおいては70mをしっかり走り切ることを意識してください。
注意点
この時に注意しないといけないのが、コンクリート上の道路を走ると足を傷めるリスクもあるので、土のグラウンドで走るようにしましょう。自動車や自転車が走っている道路の場合、事故の被害を被ってしまうことも考えられます。
また、ランニングシューズ以外の靴だと、タイムが伸びない原因となる走る時の癖がついてしまうこともあるので、ランニングシューズを用いてトレーニングに励むようにしましょう。ランニングシューズであれば、スニーカーと比べて重量も軽いため、非常に走りやすいメリットもあるのでおすすめです。
まとめ
中学校や高校の体育で行う50m走で、タイムをできるだけ伸ばしたいと考える方は多いと思います。50m走のタイムを伸ばすには、走り方のコツだけでなく、走力アップのトレーニングも必須です。今回、お伝えした50m走が速くなるコツに加え、トレーニングをしっかり行うことで、平均タイムよりも速くなる可能性もあります。
但し、トレーニングをする際には、自動車や自転車との接触事故や足の怪我を防ぐためにも、グラウンドで練習を行うようにしましょう。土のグラウンドで練習することで、足に掛かる負担を和らげることができます。
是非、本記事を参考にトレーニングに励んでみてください。