ジム比較
2023.11.30
公営ジムは民間ジムと比べて何がメリット?料金以外も徹底比較!
もくじ
「痩せたいけどお金はあまりかけたくない」
という方の選択肢として出てくるのが、公営ジムの利用です。
しかし、公営ジムの利用にはメリットもあればデメリットもあり、自分に公営ジムが合っているのかわからないと悩んでいる方もいるでしょう。
本記事では、公営ジムと、会員制のスポーツジムやパーソナルトレーニングジムといった民間ジムとの比較を中心に説明していきます。
十分な比較検討ののちに、自分にとって最適なジムに通いましょう。
公営ジムと民間ジムの料金比較
ジムを検討するうえで気になるのが利用料金ですよね。
以下の表に料金相場をまとめたので、ジムの種類によってどれくらいの差があるのかを把握しておきましょう。
ジムの種類 | 料金相場 |
公営ジム | 200円~800円(1回あたり) |
会員制スポーツジム | 3,000円~8,000円(月額) |
パーソナルトレーニングジム | 10万円~15万円(月額) |
公営ジムのメリット
公営ジムには主に3つのメリットがあります。
- 圧倒的に料金が安い
- 都度払い制が多い
- 筋トレ以外の運動ができる
圧倒的に料金が安い
公営ジムのメリットは、何と言っても圧倒的な料金の安さです。1回あたり数百円で利用することができます。
民間ジムでは月に数万円かかるところを、公営ジムでは月に数千円で済ませることができるので、費用を優先したい方には大きなメリットとなるでしょう。
市内在住者であれば利用料を割引きしてくれるケースがあることも公営ジムの魅力の1つです。
都度払い制が多い
公営ジムの多くは都度払い制になっています。
都度払いであれば通いたい分だけ料金を支払う形なので、通い放題のコースを契約してあまり通えなかったときと比較すると、無駄な費用の発生を防ぐことができます。
もしジムが自分に合わなかったとしても失うコストが少なく済むため、ジムやトレーニング初心者の方にもおすすめの選択肢です。
筋トレ以外の運動ができる
公営ジムには運動場や体育館が併設されていることが多いです。
そのため、痩せたいけど筋トレは苦手だという方は、バスケットボールやバドミントンなど、スポーツによるダイエットをすることができます。
運動場であれば有酸素運動もしやすく、ジム内での無酸素運動と組み合わせることで効率の良いダイエットを行うこともできるでしょう。
公営ジムのデメリット
安さが売りの公営ジムにももちろんデメリットはあります。
- 設備が充実していない
- 営業時間が短い
- 管理者が常駐していない
設備が充実していない
民間ジムに比べて、公営ジムのトレーニング機器の種類は少ないです。そのため、鍛えたい部位や使いたいマシンにこだわりがある方にはあまりおすすめできません。
マシンの数が少なければ、順番待ちの時間も長くなってしまうため、スムーズにトレーニングを行えない可能性もあるでしょう。
サウナやプールといったジム以外の設備が揃っていないことが多い点も公営ジムのデメリットといえます。
営業時間が短い
公営ジムは夕方や夜の早い時間帯に閉まってしまうことも多く、平日の夜まで仕事のある社会人の方は利用しにくいと感じるでしょう。
民間ジムと比べると、通いやすさの面では劣ってしまいます。
管理者が常駐していない
公営ジムには管理者が常駐していないケースが多いです。そのため、ジムによってはマナーの悪い利用者が多く、通うことによってストレスを感じてしまう可能性があります。
専門的なトレーナーがいるわけでもないので、トレーニングをするうえで有益なアドバイスをもらうことも難しいでしょう。
会員制スポーツジムのメリット・デメリット
自分に合ったジム選びには公営ジムだけでなく、民間ジムの特徴を把握しておくことも大切です。
まずは会員制スポーツジムのメリット・デメリットを説明します。
会員制スポーツジムのメリット
会員制ジムの一番のメリットは設備が充実していることでしょう。
トレーニングマシンの種類と数が豊富なだけではなく、サウナやお風呂といったジム以外の設備も充実しています。ジム以外の設備はトレーニング後の楽しみになり、ジムに通うモチベーションを向上させてくれます。
会員制のジムであれば営業時間も長く、昨今では24時間営業しているジムもあり、通いやすさも担保されるでしょう。
用意されているプランやプログラムの種類も多いため、自分に合ったトレーニング方法で通えることも会員制スポーツジムのメリットの1つだといえます。
会員制スポーツジムのデメリット
会員制スポーツジムのデメリットは、まずその費用の高さです。
最近は入会金や月額費が安いジムも増えてきてはいますが、多くのジムでは設備が充実している分、月会費が高くなっています。
ただし費用が高いと、仮に通い放題や回数の多いプランを申し込んだ場合に、思っていたよりも通えなかった月に関してはコストパフォーマンスが下がってしまいます。
また、どれだけ設備が揃っていたとしても、人気の会員制ジムは混雑している状況が考えられます。マシンを使いたいときに使えないなんてことも珍しくありません。体験時に利用時間の混み具合を確認しておくと良いでしょう。
パーソナルトレーニングジムのメリット・デメリット
利用者に専属のトレーナーがつくパーソナルトレーニングジムについても同様にメリットとデメリットを説明します。
パーソナルトレーニングジムのメリット
パーソナルトレーニングジムでは、ダイエットや筋トレに関して専門的に学んできたトレーナーの指導をマンツーマンで受けることができます。自分に合ったオリジナルのメニューを提示してもらえるため、短期間で成果を出しやすいでしょう。
トレーニングだけでなく、食事や生活の面のアドバイスもくれるため、多方面から効率良く理想的な身体に近づくことができます。
パーソナルトレーニングジムのデメリット
パーソナルトレーニングにおいては、トレーナーとの相性が大切です。
トレーナーも1人の人間なので、ユーザーと相性が合わないことも考えられます。その場合、ジムに行くことを負担に感じたり、トレーニングに関する疑問や不安を相談できなかったりすることで、道半ばで挫折してしまう可能性があります。
また、パーソナルトレーニングジムでは通える期間や回数が決まっていることが多いため、頻繁にトレーニングしたいという方には向いていないかもしれません。
公営ジムに向いている人
3種類のジムをご紹介しましたが、「結局自分は公営ジムに向いているのかわからない」という方もいるでしょう。
そこで、民間ジムと比較したうえで、公営ジムに向いている人の特徴を以下にまとめました。一つでも該当する項目があれば、公営ジムを前向きに検討してみましょう。
- とにかく費用を重視する人
- トレーニングに慣れている人
- 試しにジムを体験してみたい人
- 気軽に運動をしたい人
とにかく費用を重視する人
設備の充実度やトレーナーの有無、通いやすさなど、たくさんの項目についてご紹介してきましたが、それでも費用の安さを重視したいという方は公営ジムを選びましょう。
トレーニングに慣れている人
自分の身体の状態やどのようなトレーニングが自分に効果をもたらすのかがある程度分かっている方にも公営ジムはおすすめです。
公営ジムには専門的なトレーナーによるアドバイスが得られないのが難点ですが、自分の鍛え方がわかっている方にとってはデメリットになりません。自分の使いたい器具が揃ってさえいれば、コストを節約しながら目標を達成できるでしょう。
試しにジムを体験してみたい人
ジムに通ったことがなく、とりあえずジムというものを体験してみたいという方にも公営ジムはおすすめです。
都度払い制であることが多いので、もし公営ジムが自分に合わなかったとしても失う費用は少なく済みます。
気軽に運動をしたい人
「負荷のかかるトレーニングを必要としていない」「運動できれば良い」という方にも公営ジムはおすすめです。
公営ジムには器具は揃っていないものの、強度の低いトレーニングに必要な器具や、体育館や運動場といった設備は整っています。
簡単なトレーニングやスポーツによって気楽に運動をしたい方にも公営ジムは合っているといえるでしょう。
通いやすいジムを選ぼう!
ジム初心者の方は料金を重視しがちですが、安さだけが全てではありません。他にも立地や設備の充実度など、検討すべき項目はたくさんあります。
様々な点で比較することで自分に合ったジムを選択し、無理なく継続的に通うことで、自分の掲げる目標を達成しましょう。