ジム開業時に必要なマシン費用はいくら?失敗しないためのポイントを解説!

ジムを開業する上で、適切なトレーニングマシンの選定は欠かせません。しかし、高性能なマシンを導入するとなると、費用面の負担が大きくなります。どのマシンを導入するべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、ジム開業時のマシン導入費用について詳しく解説します。

ジム開業時のマシン導入費用はいくら?

ジムを開業する際に必要なトレーニングマシンの導入費用は、株式会社New Dining Groupが実施したジム開業経験者へのアンケート調査によると「300万円以上(15.8%)」「100〜150万円未満(14.6%)」「50〜100万円未満(13.9%)」という結果が出ています。

出典:トレーニング(筋トレ)ジム開業経験者を対象に「ジム開業の道のり」に関する調査

この調査結果によると、ジム開業におけるマシン導入費用の相場は約100万円〜300万円以上が目安となることがわかります。しかし、金額はジムの規模や業態、提供するサービス内容によって大きく変わります。

小規模なパーソナルジムであれば100万円程度からスタートできる一方で、幅広い顧客層に対応する総合型ジムでは300万円以上の投資が必要になるケースも珍しくありません。重要なのは、導入するマシンがジムのコンセプトやターゲット層に合致しているかという点です。無理に高額なマシンを揃えるのではなく、自分のジムに本当に必要な設備か判断することが大切です。

【業態別】ジムに必要なマシンと費用

ジムの業態によって必要となるマシンの種類や台数は大きく異なります。ここでは代表的な3つの業態について、必要なマシンと費用を解説します。

24時間ジム・マシン特化型ジム

24時間ジムやマシン特化型ジムでは、無人運営を前提とした設備投資が必要です。会員が自由にマシンを使用できる環境を整えなければいけません。必要なマシンとしては主に以下が挙げられます。

  • ランニングマシン(トレッドミル)
  • エアロバイク
  • スミスマシンまたはパワーラック
  • レッグプレスマシン
  • ラットプルダウンマシン
  • ダンベルセット
  • アジャスタブルベンチ

台数はジムの規模に応じて変化します。各種ケーブルマシンやフリーウエイトエリアの設備を充実させると、総額で500万円〜1,000万円程度の投資が必要です。広いスペースを確保して、豊富なマシン台数を誇るジムを目指す場合は、さらに高額な投資が必要になるでしょう。

パーソナルジム

パーソナルジムは、トレーナーがマンツーマンで指導を行うスタイルのため、マシン特化型ジムと比べると必要なマシンの種類は限られています。基本的に必要なマシンは以下の通りです。

  • パワーラックまたはスミスマシン
  • アジャスタブルベンチ
  • ダンベルセット
  • バーベルとプレート
  • ラバーマット
  • ミラー

パーソナルジムの場合は、マシン導入費用を50万円〜150万円程度に抑えることが可能です。トレーナーの指導技術が顧客満足度を左右するため、設備よりも人材育成を重視する必要があるといえるでしょう。

女性専用ジム

女性専用ジムでは、初心者でも安心して使える安全性の高いマシンや、美容面にもアプローチできる設備が求められます。一般的に必要なマシンは以下の通りです。

  • サーキットトレーニング用マシン
  • 有酸素運動マシン
  • セルフエステマシン

女性専用ジムの場合は、サーキット型のトレーニングスタイルを採用することで、100万円〜300万円程度の投資で開業が可能です。最近では、トレーニングと美容を組み合わせたサービスが人気を集めており、セルフエステ機器などを導入して差別化を図るジムも増えています。

ジムのマシン選びで失敗しないためのポイント

トレーニングマシンは高額な投資となるため、失敗しないように選定しなければいけません。ここでは、マシン選びで失敗しないための重要なポイントを5つ紹介します。

顧客のニーズを把握する

まずは顧客ニーズを把握しましょう。ターゲットとする顧客層がどのようなトレーニングを求めているのかを理解することが、マシン選びにおいては非常に重要です。例えば、初心者向けジムにはシンプルで使いやすいマシン、上級者向けジムには多機能で高負荷の調整が可能なマシンが求められます。

利用人数と設置台数のバランスを考える

利用人数と設置台数のバランスを考えることも重要です。ジムの規模や時間帯別の利用人数を予測し、適切な台数を導入する必要があります。台数が多すぎればスペースと費用の無駄になり、少なすぎれば待ち時間が発生して顧客満足度を低下させてしまうので注意しましょう。

怪我のリスクが少ないマシンを選ぶ

安全性を最優先に考えたマシン選びも欠かせません。耐久性が高く、怪我のリスクを最小限に抑えられるマシンを選ぶことは、顧客からの信頼獲得に繋がります。信頼できるメーカーやブランドの製品を選び、セーフティーバーなどの安全装置が適切に機能するかを確認しましょう。

物件の耐荷重に適した重量のマシンを選ぶ

マシンの重量と物件の耐荷重を確認することも大切です。特に重量のあるマシンを導入する場合は、物件の床が荷重に耐えられるかを確認しましょう。不動産業者にはジムを開業する旨を伝えて、許可を得るようにしましょう。

メンテナンスのしやすさを考慮する

マシンのメンテナンスのしやすさを考慮することも大切です。修理や清掃が容易なマシンを選ぶと、維持コストと労力を削減できます。メーカーのサポート体制や保証内容も事前に確認しておきましょう。

マシン以外に必要な設備投資

トレーニングマシン以外にも必要な設備投資は数多くあります。ここでは、マシン以外に必要となる設備投資について解説します。

会員管理システムと入退館システム

24時間ジムの場合必須となる設備です。無人運営を実現するためには、セキュリティ対策として適切な入館管理システムが欠かせません。導入費用は規模やシステムの種類によって異なりますが、100万円〜300万円程度を見込んでおく必要があります。

内装工事費用

内装工事費についても把握しておく必要があります。床の補強、ミラーの設置、照明、空調設備、更衣室やシャワールームの整備など、快適なトレーニング環境を提供するためには工事が必要です。物件の状態によって大きく異なりますが、200万円〜500万円程度の予算を確保しておくとよいでしょう。

広告宣伝費・集客費用

開業当初はジムの認知度がないため、チラシ配布、Web広告、SNS運用などの集客活動が必要です。開業から軌道に乗るまでの期間に、50万円〜100万円程度の広告費が発生すると考えておきましょう。

運転資金

開業してしばらくは安定した収入を確保するのが難しいです。そのため、運転資金として最低でも半年分の固定費(賃料、光熱費、人件費、ロイヤリティなど)を確保しておく必要があります。フィットネス業界では、開業から黒字化まで通常3〜6ヶ月程度かかるとされているため、その期間を見据えて運転資金を確保しておきましょう。

費用を抑えて開業するならフランチャイズもおすすめ

ジム開業にかかる費用を抑えたいと考えている方は、フランチャイズに加盟するのもおすすめです。フランチャイズ加盟のメリットは、本部の経営ノウハウとサポートを受けられることです。マシン選定から物件選び、開業準備、集客支援まで、包括的なサポートを受けられるため、未経験からでも安心してスタートできます。

既に認知度のあるブランドを使用できるため、開業初期からある程度の集客が見込める点も魅力です。また、本部が提携しているマシンメーカーから優遇価格で購入できる場合もあり、個人で購入するよりもコストを削減しやすいです。会員管理システムや運営マニュアルなども整備されているため、効率的な経営が可能です。

ビークイックのようなフランチャイズ本部では、初期投資2,000万円台からの開業が可能で、月額3,300円という低価格設定により幅広い顧客層にアプローチできます。継続率97%という高い顧客満足度を実現しており、180坪以上の広々とした空間に約80台のマシンを設置する地域最大級の規模を誇ります。

フランチャイズ加盟を検討する際は、複数の本部を比較し、サポート体制、ロイヤリティの金額、既存店舗の実績などを総合的に判断することが大切です。

ジム開業時はマシン導入費用を事前に見積もりしておこう

ジム開業時に必要なマシン費用は、業態や規模によって大きく異なりますが、一般的には100万円〜300万円以上が相場です。パーソナルジムであれば50万円〜150万円程度、24時間ジムやマシン特化型ジムでは500万円〜1,000万円程度の投資が必要です。

マシン選びでは、顧客ニーズの把握、安全性の確保、物件の耐荷重確認、メンテナンスのしやすさなどを総合的に判断することが重要です。新品と中古を組み合わせる、段階的に設備を充実させるなどの工夫も効果的です。健康志向の高まりとともに、フィットネス業界は今後も成長が期待される分野です。適切なマシン選びを行って、成功するジム経営を目指してください。