筋トレはマスクをすると効果絶大?「トレーニングマスク」について解説

筋トレはマスク着用で効果大?

新型コロナウイルス感染拡大により、筋トレをする際にもマスクを着用する方が増えました。フィットネスジム内でも、感染予防のためにマスク着用をお願いしている場合があります。マスクの需要が急増したことにより、各スポーツメーカーはトレーニングマスクの開発と生産を開始。筋トレ効果を高めるトレーニングマスクも続々と販売中です。

今回、トレーニングマスク着用による筋トレ効果について、詳しくお伝えしていきます。

主流になりつつある「トレーニングマスク」とは?

トレーニングマスクとは、スポーツ・筋トレ用に特化したマスクです。吸湿性や速乾性が高く、汗をかいてもベタベタしない素材が使用されています。また、マスク使用時の息苦しさを軽減できるのもポイント。洗濯して何度もお使い頂けるので、コストパフォーマンスが高い商品です。

トレーニングマスク着用による効果は?

  1. 心肺機能の強化
  2. 筋肉の成長効果

トレーニングマスク着用で期待できる筋トレ効果は上記の2つです。下記より、詳しく解説していきます。

①心肺機能の強化

トレーニングマスクを着用してランニング等の有酸素運動を行うことで、肺活量がアップします。酸欠状態で有酸素運動を行うため、通常のトレーニングの時よりも高い筋トレ効果が期待できるのだとか。
そのため、短時間のトレーニングでも、心肺機能向上効果を体感できます。酸欠状態にすることで、陸上競技選手が行うような登山で走り込みを行う高地トレーニングができるため、持久力アップが狙えます。

②筋肉の成長効果

筋トレをすると、血中のヘモグロビンと結合している酸素が消費されていきます。この酸素が身体に循環することで、マラソン選手に必要な持久力に長けた遅筋が鍛えられます。
ボディービルダーやボクシング選手に必要な瞬発力に長ける速筋は、「無酸素運動」により、筋肉を大きくすることが可能。トレーニングマスクを着用し、従来よりも酸欠状態で筋トレをすると、筋肉の成長を促進させることができます。

不織布マスクとトレーニングマスクの違い

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ダイエット中の女性

「トレーニングマスクのメリットは分かりました。ですが、使い捨てマスクでトレーニングをしても良いのでは?具体的に何が違ってくるの?」

トレーニングマスクと使い捨ての不織布マスクの違いについてまとめてみました。

不織布マスクの特徴

  • 使い捨て
  • 気温が暑いとマスクの中が蒸れやすい
  • 長時間着用していると、耳が痛くなる
  • 汗をかくと不快に感じやすい

新型コロナウイルス感染拡大により、一時的に購入が難しくなった使い捨ての不織布マスク。勿論、不織布マスクを着用しても、問題無く筋力トレーニングはできます。但し、体温が上がって口の中が蒸れることで、口周りの肌が荒れてしまう可能性も。
また、長時間着用していると、耳が痛くなるのも不織布マスクの特徴でしょう。基本的に、1日1枚の使い捨てマスクなので、トレーニングに通い続けている方であれば、コスパが悪いかもしれませんね。

トレーニングマスクの特徴

  • 洗濯ができるマスクで除菌抗菌素材を使用
  • 運動時にずれない・痛くならない
  • 汗をかいてもベタつかない素材
  • 不織布マスクよりも呼吸がしやすい

トレーニングマスクは、洗濯ができるため、不織布マスクよりもコストパフォーマンスは良い商品です。また、長時間使用していても、耳が痛くならない特徴があります。さらに、汗をかいても、ベタつかない素材を採用しているため、不快感がありません。
メーカーによっては、トレーニングマスクの中でも、息がしやすいマスクを開発・生産しています。

トレーニングマスク着用利用の注意点

トレーニングマスク着用による筋トレは、酸欠状態に近い状態になります。そのため、筋トレ初心者の方は、いきなり大きく負荷をかけるようなトレーニングは行わないようにしましょう。酸素不足となって、体調を崩す場合があります。
また、マスクを着用すると、汗をかく量が多くなります。特に夏の暑い季節の時には、常に水分を補給するように心掛けましょう。夏バテ等にもならないように、栄養ある食事やプロテインの摂取も徹底してください。

まとめ

新型コロナウイルス感染拡大により、筋トレをする際にもマスクを着用する方が増加。マスクの需要が急増したことにより、各スポーツメーカーは、トレーニングマスクの開発と生産に乗り出しました。
トレーニングマスクを着用して筋トレをすると、心肺機能向上と筋肉の成長効果が狙えます。持久力を高めたい方は、マスク着用による有酸素運動を行うと、筋トレの効果を体感可能です。ボディービルダーのような瞬発力に長ける筋肉を鍛えたい方は、マスクを着用しながら、バーベルを用いたベンチプレスやスクワットをすることによって、筋肉が成長していきます。
不織布マスクと異なり、トレーニングマスクは洗濯ができて、繰り返しの使用できます。また、汗をかいてもベタつかない特徴もあります。

但し、筋トレ初心者がマスクを着用してトレーニングをすると、酸欠状態になって体調を崩す原因になることも。自身の体調と相談しながらトレーニングを行うようにしましょう。

是非、本記事を参考に、トレーニングマスクの使用を検討してみてください。