トレーニング
2024.05.24
夏は効率的にダイエットしよう!食事や運動、NG習慣を詳しく解説
もくじ
夏は暑いため薄着になり、自分の体型変化に驚いた経験はありませんか?今年こそ痩せるぞと意気込んでいる方もいますよね。だけど、辛い運動や食事制限などしんどい思いはしたくない。
今回は、夏のダイエットで健康的に痩せていくために、効率的で効果的なダイエットを紹介します。最適なダイエット法や、やってしまいがちなNG習慣についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも夏は痩せやすいの?
夏はよく汗をかき、食欲もなくなることから痩せるイメージがあるのではないでしょうか。しかし、夏にかく汗は体温を調節するためであり、カロリー消費ができていないです。また、暑いとすぐに汗をかいてしまうため、動かない日々が続き運動不足になってしまいます。
さらに、冷房の効いた室内と猛烈な暑さの屋外との気温差で自律神経が乱れてしまったり、夏は気温が高く体温を一定に保てたりするため代謝が低くなってしまいます。代謝とは摂取したエネルギーを消費することですが、これが低くなるとエネルギーを消費しないことになるため太りやすい体質になるでしょう。
つまり、夏は痩せやすいわけではありません。
夏に痩せやすい人と太りやすい人の違い
夏は痩せやすいわけではないことがわかったと思いますが、その中でも、痩せやすい人と太りやすい人の2パターンに分けることができます。夏に痩せやすい人と太りやすい人の決定的な違いは、「夏バテ」をするかしないかです。
夏バテをする人は食欲が落ちるためダイエットをしなくても痩せていきます。逆に、食欲が落ちない人は冬と同じ量の食事を摂ってしまい、太りやすくなってしまいます。
夏のダイエットの食事
ダイエットで食事制限を考える人もいると思いますが、暑いだけで汗をかいて水分やミネラルが体内から出ていってしまいます。そのため、バランスの良い食事でダイエットに取り組まないと健康によくありません。
また、夏は暑いため冷たいそうめんやひやむぎ、甘いジュース、アイスを食べる人も居ると思いますが、これらには糖質が多く含まれているため、太りやすく栄養バランスが偏ってしまいます。食欲が落ちる中でも栄養バランスが偏らないように食事をすることが大切です。
筋肉をつくるタンパク質と代謝に欠かせない食品の例としては、ヨーグルト、卵、ささみ、豚肉、納豆、うなぎ、レバーなどの食品があります。これらを摂取することで夏バテを予防しながら、ダイエットが可能になります。
水分に関しては、甘いジュースやスポーツドリンクを飲むと糖質が多く含まれているため、ダイエットには適していません。ミネラルが含まれている飲み物を飲むようにして、糖質を摂り過ぎないように気をつけましょう。
夏のダイエットに最適な運動
夏は暑いためすぐに汗をかき、疲れて運動した気になってしまいますが、他の季節と比べると運動不足になりやすいです。夏のダイエットに適している運動としては、次のようなものが挙げられます。
- ウォーキング・ジョギング
- 水泳
- 筋トレ
- ストレッチ
ウォーキング・ジョギング
ウォーキング・ジョギングは、有酸素運動で1番手軽にでき、脂肪燃焼効果が高いです。脂肪を燃焼するためには、1度に約30分行う必要があります。
しかし、夏は暑く熱中症のリスクもあるため、早朝か夕方をおすすめします。また、汗をかくためこまめな水分補給を忘れないようにしましょう。
まずは無理のない距離や時間からはじめることが大切です。そして継続しましょう。
水泳
水泳は、全身運動ができ、全身の筋肉を刺激できます。泳ぐだけでなく、水中を歩くだけでも十分な運動になります。通常のウォーキングよりも負荷がかかるため消費カロリーが高いです。
筋トレ
筋トレをして筋力アップをすると、代謝が上がり、脂肪の燃焼につながります。また、冬よりも夏のほうが筋肉の柔軟性が高まり動きやすいため筋トレをするのに適しています。
筋力アップを効率よくしていくために、太ももやお尻、胸の筋肉を鍛えると効果が出やすく、痩せやすい体に近づきます。
ストレッチ
ストレッチは、消費カロリーは少ないですが、体温を上げたり、代謝が良くなったりします。また、リンパマッサージをすることで自律神経の乱れを改善でき、むくみも解消することができます。
夏のダイエットに失敗するNG習慣
夏のダイエットで鍵を握っているのは、代謝です。以下の習慣は、代謝が落ちて痩せにくい身体になり、ダイエットに失敗する可能性が高いため、注意しましょう。
- 冷たいジュースやアイスばかり食べる
- 炭水化物ばかり摂取する
- 部屋にこもって何もしない
- クーラーの温度を下げすぎる
冷たいジュースやアイスばかり食べる
暑い日は冷たい食べ物や飲み物は美味しいと感じますが、冷たいものを食べすぎると内臓を冷やしてしまうため、代謝が下がります。また、ジュースやアイスには糖質が含まれているため、食べ過ぎは体にも良くないです。
炭水化物ばかり摂取する
夏は食欲が湧かないのもわかりますが、気軽に食べられるそうめんなどを食べていると他の栄養が不足してしまいます。また、そうめんは炭水化物であるため糖質でカロリーが高いです。
部屋にこもって何もしない
部屋にこもって何もしないということは運動をしていないということになるので、筋肉が衰えていきます。筋肉は代謝に関係があり、筋力が増えれば代謝は上がります。
しかし、部屋で何もしていないと筋力は減って代謝も下がるため太りやすくなり、ダイエットの効果を得られなくなってしまいます。
クーラーの温度を下げすぎる
夏は暑いため、クーラーをつけると思います。しかし、温度を下げて体を冷やしすぎると内臓も冷えてしまうため代謝が下がります。それによって太りやすくなってしまいます。
夏の冷房時の室温は28℃が適温と言われているため、適切な温度に設定するようにしましょう。
夏のダイエットで運動時の注意点
ダイエットをしようと決めたことは素晴らしいですが、間違ったダイエットをすることはリスクがあります。運動するときの注意点について解説します。
- ハードワーク
- 食事制限のやり過ぎ
- 水分補給をしない
- スポーツドリンクの飲み過ぎ
ハードワーク
体が運動することに慣れないうちに筋トレで追い込んだり、長時間のウォーキングやジョギングをしたりすると、筋肉痛や疲れでやる気が下がってしまう可能性があります。また、熱中症や脱水症になってしまう可能性もあるため無理は禁物です。
食事制限のやり過ぎ
正しい食事制限をしないと必要な栄養素が足りなくなり、体調を崩してしまいます。糖質の摂り過ぎが太りやすくさせるため、糖質をいつもよりも控えたり、いつもよりも栄養バランスに気を遣うとよいでしょう。
1番良いのは専門家のアドバイスを受けることです。
水分補給をしない
夏は何もしていなくても汗をかいて、気付かないうちに体の水分やミネラルが足りなくなります。運動するときはなおさら汗をかくので、定期的に水分補給するようにしましょう。
そのときに一緒に気をつけてほしいのは、スポーツドリンクの飲み過ぎです。スポーツドリンクには、糖質が多く含まれているため、飲みすぎないように気をつけましょう。
夏のダイエットにはスポーツジムがおすすめ
いざ、ダイエットに取り組もうと意気込んでも、気温が高いため外で運動をすることが億劫になってしまい、続けることが難しくなる可能性があります。
自宅でできる筋トレから取り組んでも良いですが、自重トレーニングでは正しいフォームで適切な量をこなさなければなかなかダイエット効果が得られません。
スポーツジムであれば、器具を使い効率的に筋トレを行うことが可能です。室内でジョギングやウォーキングができるため、外気温に左右される心配もありません。無理なく続けられて、自宅でやるよりも比較的早くダイエット効果を実感できるため、モチベーションにも繋がるでしょう。
価格が気になるところですが、最近は月額3,000円程度で通えるジムが多数あるので、気軽に始めやすいでしょう。月額3,000円で通えるジムは以下の記事で紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
体調に気をつけて健康的に夏のダイエットをしていこう
今回は夏のダイエットを健康的に行うための食事や運動、気をつけてほしいことについて解説しました。
夏に痩せるためには、代謝を上げることが鍵になります。筋肉量を増やしたり、体を冷やしすぎないようにしたりすれば、痩せることはできます。
ダイエットそのものは短期間で簡単に結果が出るものではないため、1回だけ頑張るわけでなく継続していきましょう。