フード 食事管理
2019.02.20
“糖化”が老化の原因?!老化が加速する食べものリスト
糖化は老化の原因!老けたくないならAGE値を理解しよう
糖化とは、たんぱく質や脂質が糖質と結びつく現象を言います。
糖化するとAGE(糖化最終生成物)が発生。AGEは身体の中で細胞を劣化させると言われており、増加して進行するとシワ・たるみなどが現れ、最終的には病気の原因になるとも考えられています。
見た目だけではない!アルツハイマー病との関係も
近年はアルツハイマー病との関係性にも言及されています。
大切な人や自分の将来のためにもよく理解しておきたい現象ですが、耳にしたことはあるけどよくわからない方も多いはず。
今回は糖化がどういった現象なのか具体的に解説すると共に、老化が加速する食べ物リストも公開します。
たんぱく質が糖化してAGEが発生する
前述した通り、糖化とはたんぱく質や脂質が糖質と結びつく現象です。老化を促進する物質であるAGE(糖化最終生成物)という名前だけ聞いてもゾッとするような物質を作り出してしまいます。メイラードさんが発見したのでメイラード現象とも呼ばれています。
糖化の説明でよく例に出されるのがホットケーキです。
小麦粉・砂糖の糖質に卵・牛乳に含まれるたんぱく質が結びついています。表面がこんがりと焼けていますよね。茶色に変化した部分が糖化の証拠。
身体の中でも同じ現象が起こっています。
発生したAGEは、ある程度分解されますが少量は身体に残ります。
AGEは身体の中でも生成される!?ヒントは血糖値
ヒントは血糖値です。
血液中に糖が多い状態だと、取り込まれたたんぱく質と結びやすくなります。結びつきのために働くのは体温。ホットケーキの例を見るとわかりますが熱をくわえることで糖とたんぱく質が結びつきやすくなります。
AGE値を溜めないためには血糖値の上昇にも気を付けたいですね。
血糖値を上げない方法
- GI値が低いものを食べる
- 食べる順番に気を付ける
- 食べてから30分後を目安に軽い運動を行う
- 揚げる・焼くはAGE値を増加させる?
基本的に水は100度しか上がりませんが、油は200度以上にもなります。電子レンジやオーブンに関しても同じで、熱が高ければ高いほどAGE値は高くなります。
AGE値が高い食べ物の特徴・ヒント
- 糖とたんぱく質が同時に加熱されたもの
- 見た目がきつね色・焼き色がついている
- 香ばしいもの
身近な料理・食べ物でAGE値が高いモノ
- ホットケーキ
- クッキー
- プリンのカラメル
- 肉・魚の照り焼き
- 竜田揚げ・唐揚げ
- とんかつ
普段食べているモノを思い返してみるとAGE値が高いモノばかり。
AGE値の高い食事が続いているなと感じたり、少し気になるなと思った方は、調理方法を【茹でる・蒸す】にシフトしてみてください。