フード ダイエット
2022.09.01
一回の飲み会では太りません!ダイエット中のお酒との付き合い方
もくじ
気になるトピックだけでも十分効果的なので、もくじから飛んでみてください。
「体重は減らしたいけどお酒は飲みたい!」
「ダイエット中なのに上司に飲み会に誘われた…」
なんて悩みを抱えている人はあなただけではありません。
でも、安心してください。
この記事を読めば、ダイエット中でも飲み会を全力で楽しむことができます。
太ってしまう理由と対処法を徹底解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
たった一度の飲み会で太る方が難しい?!
例えば週一回の飲み会で、長い間行ってきたダイエットが水の泡になるなんてことはほとんどあり得ません。
人間が脂肪を蓄える原因を理解することで、適切な対処法と飲み会後の体重の変化に一喜一憂しなくなります。
脂肪を1キロ蓄えるのは簡単じゃない
基本的に脂肪は摂取カロリーが消費カロリーを上回るときに体に蓄えられます。
脂肪一キロ当たりのエネルギーは約7200kcalで、日々のカロリーの差分が3600kcalなら500g蓄えられ、それよりも少なければ見た目ではほとんどわからない程度でしょう。
7200kcalがどれくらいなのかというと、
- ビール(250ml) 35杯分
- ハイボール(250ml) 70杯
- レモンサワー(250ml) 40杯
- ワイン(100ml) 100杯
で、到底一日で飲める量ではありませんよね。
例えば、一般的な男性なら十分に満足できる量(ビールを5杯につまみをいくらか食べ、締めにラーメン大盛りを食べた場合)でも約2000kcal前後で、300g程度しか脂肪は蓄えられません。
つまり、脂肪を一キロ増やすことの方が難しいということがわかります。
体重の増加はほとんどが水分と胃の内容物
1キロ増えることは簡単ではないとお話しましたが、記事を読んでいる方の中には
「一回の飲み会で2キロ増えてしまった…」
と思っている方もたくさんいるでしょう。
安心してください。
あなたの増えた体重のほとんどは、体内に蓄えられた水分と胃の内容物です。
人間が食事を消化吸収し排泄をするには約24時間〜72時間かかるため、飲み会直後は当然、数日後でもすぐに元の体重に戻るわけではありません。
一時的な体重の増加で一喜一憂する必要はありません。
翌日には気持ちを切り替えて元の生活に戻すことで、1週間以内には元の体重に戻すことが可能です。
ダイエット中の食生活であれば、すぐに体重の減少を感じることができるでしょう。
飲み会前後の過ごし方でプラスマイナスゼロにする!
飲み会前後の過ごし方を工夫することで、リバウンド対策をすることができます。
言い換えると、飲み会前後で適切な対応ができないと慢性的な体重の増加を招きかねません。
一時的な体重の増加でも気持ちが落ちてしまう方や、すぐにダイエットに切り替えたい方は前後の過ごし方に気を付けましょう。
カロリーをコントロールする
先ほど7200kcalで一キロ脂肪が増えるとお伝えしましたが、人間は日々エネルギーを摂取しているだけでなく消費をしています。
一般的な男性であれば2500kcal、女性なら2000kcal程度を1日に消費しているため、飲み会前日から後日にかけての3日間で摂取カロリーと消費カロリーの差分をコントロールすることで、余計な脂肪を蓄えなくて済みます。
例えば、あなたが男性の方なら、3日間で消費する総カロリーは
2500kcal×3日間=7500kcal
飲み会当日は、お酒やカロリーの高い食事をするため摂取量を3000kcalと仮定します。前後の2日間で摂取できる1日あたりのカロリーは、3日間の総カロリーから当日の摂取カロリーを引き、2で割るとわかります。
( 7500kcal-3000kcal ) ÷ 2=2250kcal
飲み会前後に摂取できるカロリーは2250kcalで、普段よりもたった250kcal減らすだけで3日間でプラスマイナスゼロにすることができます。
250kcalは茶碗に少し多めに持ったごはん一杯(150g)程度で、飲み会の食事を楽しみにすることで楽に我慢できるのではないでしょうか?
飲み会当日を全力で楽しむコツ
太りにくいお酒やおつまみの種類、食べ方を知ることで飲み会当日でも極力我慢をせずに楽しむことができます。
ハイボールならok!
蒸留酒
ウイスキーやジン、焼酎などが蒸留酒です。
蒸留酒とは、原料に含まれるアルコール分を抽出して作っているので、原料に入った糖質などの成分がほとんど含まれてません。
血糖値の上昇は脂肪吸収を促すため、糖質の低いお酒を注文しましょう。
カロリーが低くアルコール度数の高い蒸留酒は、少ない量でも十分に楽しむことができるので、ダイエット中の方には一押しのお酒です。
ワイン
ワインは蒸留酒ではありませんが、原料に含まれる成分のカロリーが低いお酒です。
特に赤ワインに含まれるポリフェノールには脂肪燃焼効果や食欲抑制作用もあるので、ダイエットに最適です。
枝豆以外も食べられます
枝豆以外にも太りにくいおつまみはたくさんあります。
メニューを見ただけで太りにくい料理を判断できるように、タンパク質や脂質などの栄養に関する知識を学んでおきましょう。
お酒の席でも、バランスの良い食事でダイエットを成功へと近づけることができます。
タンパク質が多い食事
タンパク質は三大栄養素の中で最も脂肪として吸収されにくく、ダイエットには欠かせない筋肉の生成を担っています。
アルコールは筋肉を分解する作用があるので、タンパク質は意識的に摂るようにしてください。
鶏むね肉を使用した串や炒め物は太りにくいだけでなく、咀嚼が多く満腹になりやすいのでおすすめです。
野菜
野菜にはミネラルやビタミンのほか、食物繊維が豊富に含まれており糖や脂肪の吸収を抑えてくれます。
翌日以降の排泄を促してくれる効果もあるため、元の体重に戻るまでの期間も短くて済みます。
低カロリーなので量を気にせず食べることができ、お腹いっぱい食べても問題ありません。
野菜のステーキや旬の野菜を使用したサラダは太りやすい定番のおつまみに引けを取らないくらいおいしいのでおすすめです。
ダイエット中に気を付けるNG行動4選
きついダイエット
きついダイエットで減った体重は水分が大部分を占めており、実際に脂肪はほとんど落ちていません。
お酒をたくさん飲むことで不足していた水分を吸収し、一回の飲み会ですぐに元の体重に戻ってしまいます。
また、過度なダイエットをすると栄養が枯渇し、食事量が増えたタイミングで必要以上に吸収しようとします。
ダイエット中は体がリバウンドしやすい体質になっていることを忘れないでください。
糖質の高いお酒の飲みすぎ
ビールや日本酒などの糖質を多く含んでいるお酒は、カロリーが高く血糖値の上昇を促すため飲み過ぎないように注意しましょう。
糖質を避けるポイントはソフトドリンクなどの甘い飲み物で割ったお酒ではなく、炭酸水や水割りを注文することです。
ビールは最初の一杯だけ、など自分なりのルールを決めておきましょう。
継続的な暴飲暴食
一回の食事であれば前後の過ごし方ですぐに調整できますが、断続的な食生活の乱れは短期間ではどうすることもできません。
外食やコンビニの利用は控え、なるべくヘルシーな食事を自炊するようにしましょう。
くれぐれも我慢していた反動で飲み会後の食生活が乱れないように気をつけてください。
塩分の摂り過ぎ
お酒を飲むと味の濃い食べ物が恋しくなりますが、塩分の摂り過ぎはむくみや大幅な体重の増加を引き起こします。
水分による大幅な体重の増加はモチベーションの低下につながるので、しょっぱい食事はなるべく控えください。
運動習慣をつけていつでも飲み会に参加できる準備を!
日ごろから運動をする習慣をつけると、1日の消費カロリーを大幅に増加させることができます。
急な飲み会の誘いや年末の宴会シーズンでも、体重をコントロールすることができます。
フィットネスジムに入会する
最近ではフィットネスブームの影響で、いつでもどこでもジムに通えるようになりました。
トレーナーのサポートや食事指導を受けられるジムも多く、初心者でも気軽に運動を始められるでしょう。
筋力トレーニングや有酸素運動など様々な運動を安価で行うことができ、天候の影響を受けないため、1年を通して太りにくい体づくりをすることができます。
「太りたくないけど飲み会には参加したい」というあなたにぴったりのジムを下記記事にて見つけることができます。参考にしてみてください。
なるべく歩く
通勤や通学ではなるべく歩く機会を増やすように意識しましょう。
過度な筋トレができない方や運動習慣がない方はエスカレータの代わりに階段を使う、週に2回は散歩をするなどで構いません。
日々のエネルギー代謝を少しでも増やすことができれば、たまの飲み会で大きく太ってしまうことはないでしょう。
ちょっとした工夫でストレスフリーの飲み会を!
今回の記事では、ダイエット中にお酒を飲んでも太らないようにする工夫を解説しました。
適切な知識を持ち、ちょっとした工夫を実践することで、ストレスフリーの飲み会を過ごすことができます。