ゴルフに筋トレは必要?!気になる効果と注意点

「筋トレはゴルファーに効果があるのか知りたい」
「スコアアップのために筋トレを取り入れたいけど、何をやればいいかわからない」

と感じているゴルファーの方も多いのではないでしょうか。

今回のコラムでは、ゴルフにおける筋トレの必要性や効果を徹底解説します。記事の最後にはゴルファーにおすすめの筋トレをいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ゴルフに筋トレは必要?

結論から言いますと、ゴルフに筋トレは必要ありません。全くしていなくてもプロレベルのスコアを出す方はいますし、筋トレをしていてもスコアに伸び悩んでいる方はたくさんいます。

一方で、スイングの安定性や飛距離の向上など、筋トレをすることで得られる効果があるのも事実です。スコアに伸び悩んでいる方や、スコアを安定させたい方はぜひ筋トレを取り入れると良いでしょう。

筋トレの効果

いったい、筋トレにはどんな効果があるのでしょうか。一つずつ解説していきます。

  • 飛距離の向上
  • スイングの安定
  • 疲れづらくなる
  • けがの防止

飛距離の向上

筋トレで得られる効果の一つは飛距離の向上です。飛距離が伸びると、少ない回数でカップに近づくことができるので、スコアアップが期待できるのは言うまでもありません。

飛距離のアップには、主に以下の3つの要素が関係しており、

  • ボール初速
  • 打ち出し角度
  • スピン量

中でも、ボールの初速とクラブのヘッドスピードには強い相関関係があります。ヘッドスピードはクラブの速さを数値化したもので、筋トレによって向上することができます。もちろん体の柔軟性やバランスも重要ですが、筋トレだけでも十分飛距離の向上が期待できるでしょう。

スイングの安定性

ゴルフは再現性のスポーツとも呼ばれ、スイングの安定性がスコアの安定に繋がります。スイングの安定性には、柔軟性と体幹が関係しており、体幹は筋トレによって鍛えることができます。

また、筋力トレーニングをすることで、全身の動きをコントロールしやすくなり、安定したスイングを実現できるでしょう。

疲れづらくなる

ゴルフをやっていると、ラウンド後半で踏ん張れなくなってきたり、スイングが安定しなくなったりする経験がある方もいるのではないでしょうか。普段から全身の筋肉を使ったり、トレーニングをすることで、体を疲れにくくすることができます。

疲れづらくなると、最後まで楽しくプレーできるようになるだけではなく、集中力や安定性が向上し、パフォーマンスの維持もしやすくなります。

けがの防止

ゴルフは、数少ない生涯スポーツの一つです。何歳になっても楽しく健康にプレーしていたいですよね。全身を捻る動作が多いゴルフは、関節や筋肉に負担がかかりやすいスポーツです。十分にストレッチや筋力トレーニングを行わないと、体が負荷に耐えられなくなり、けがのリスクが高まります。

「自分は若いから大丈夫」と思っている方も例外ではありません。もともとの力が強いからこそ、関節や骨にかかる負担は大きく、けがを引き起こしやすいです。筋肉は関節や腱を支えているので、トレーニングすることでその強度を増すことができ、けがを未然に防げるでしょう。

注意点

既に筋力トレーニングを取り入れている方も、これから挑戦しようと思っている方も、適切な知識や、効果的な方法を知らないままでは、かえって悪影響を及ぼすこともあります。ここでは、筋トレをする際の注意点を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

無理しない

筋力トレーニングは、自分の体にあえて負荷をかけて行うため、早く結果が欲しいからといって無理をすると、かえってけがをしたり効果が出にくかったりします。超回復の原理といい、トレーニングの間を24時間〜72時間開けることで、より高い効果を得られるという研究結果もあるので、適度な休養は欠かせません。

始めは、自分が無理をしているのかどうかの判断がしにくいと思います。初心者の方は「もう少しだけトレーニングしたい」と思う程度で止めるようにしましょう。

つけすぎると邪魔になる

ゴルフは全身を捻ることでパワーを生み出します。筋肉のつけすぎは、体を動かしにくくし、かえってパフォーマンスを低下させます。ボディビルダーやフィジーク選手のような大きな筋肉は必要ありません。動かしやすい筋肉を意識してトレーニングを行いましょう。

また、筋肉のつけすぎは、柔軟性の低下にも繋がります。筋トレをしながらも日々のストレッチやマッサージを怠らないようにし、しなやかな筋肉を身につけましょう。

ゴルフに必要な筋肉

ゴルファーが鍛えると良い筋肉は、主に以下の3つです。これらの他にも、鍛えると良い部位はありますが、何から始めれば良いかわからないという方は、紹介する部位から始めてみましょう。

各部位の紹介とともに、おすすめの動画を掲載しておりますので参考にしてみてください。

  • 大臀筋
  • 体幹(腹筋周り)
  • 広背筋

大臀筋

大臀筋は、簡単に言うとおしりの筋肉です。体の中でもかなり大きい部位で、どんなスポーツでも重要視されています。足腰を強くし、上半身の安定性を担っています。

ゴルフは、スイングの際に下半身で強く踏ん張るため、大臀筋を鍛えることで力強いスイングを実現します。また、体幹を支えているのでスイングの安定性も高めることができます。

体幹(腹筋周り)

体幹は頭部と四肢を除く胴体のことを指し、大胸筋や広背筋も体幹に含んでいますが、ここでは腹筋周りを指しています。

体幹は上半身の安定性を担っており、スイングの安定性を向上させます。ばねのような力強い捻りに繋がるため、飛距離の向上に貢献します。上体起こしのようなよくある腹筋トレーニングよりは、プランクや体をねじる動作を取り入れたトレーニングがおすすめです。

広背筋

広背筋は背中の上部にある大きな筋肉で、上肢の運動と体幹の安定性を高める役割があります。特に飛距離アップを目的とする方には、広背筋のトレーニングがおすすめです。力強いスイングでスコアアップを目指せます。

鍛えすぎで邪魔になる筋肉

ゴルフでは、どんな部位でも鍛えればよいというわけではありません。ここでは、鍛えることでパフォーマンスに悪影響を与える可能性のある部位をご紹介します。

  • 大胸筋
  • 前腕筋群

大胸筋

「野球選手やボクサーは胸筋が邪魔になる」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。体を捻る動作や腕を振る運動には、大胸筋が邪魔になることも少なくありません。鍛えすぎるとかえって飛距離が落ちたり、スイングが安定しなくなる可能性があります。

前腕筋群

前腕筋群は手首の上から肘までに伸びている筋肉群です。握力が強いという方が発達している筋肉群です。発達しすぎると、クラブを力強く握ってしまい、肩や背中が力みやすくなります。ゴルフでは力を抜いて、しなやかな運動が求められるため、前腕筋群のつけすぎも避けると良いでしょう。

とは言ってもどちらの筋肉も全く使用しないわけではありません。重点的にトレーニングしない分には特に大きな問題はありません。自然についた筋肉は気にしなくても大丈夫です。

筋トレでスコアアップを!

今回の記事では、筋トレがゴルフに与える効果についてお話してきました。いかがでしたか。

最近では、若い方や女性のゴルファーもよく見かけるようになりました。趣味程度で楽しむ方も、プロを目指して日々練習に励む方も、ぜひこの記事を参考に筋トレを取り入れてみてください。

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