コンディション からだ
2021.08.05
スポーツジムで使える水筒の選び方は?おすすめのタイプを紹介
運動時に忘れてはいけない水分補給。
その際に使う水筒やドリンクボトルは、使いやすく自分に合ったものを選びたいですよね。
じょうずな水筒選びのコツは、使う時のことを考えて重視したいスペックをきちんとリストアップしておくこと。
自分がスポーツジムでのトレーニング中にドリンクを飲んでいるところを想像してみると良いですよ。
必要な量を入れられるものか
気温などのコンディションにもよりますが、トレーニング前には250ミリリットル~500ミリリットルほど、トレーニング中は15分おき(1時間に4回)にコップ一杯分の水分摂取が必要と言われています。
小さな水筒では、十分な量の水を組み置くことができないかもしれません。
ユーティリティな1リットルサイズ
引用:Miyono
持ち運びやすさとある程度の容量を両立したい場合は、1リットルサイズの水筒を検討してみるのが良いでしょう。
しっかり収納できるバッグの中でならさほど邪魔にならず、ドリンクが少なくて困ってしまう大きさでもない、最もバランスの良い容量が1リットル。
大きすぎないことから材質やデザインも幅広く選べるため、見た目にもこだわって毎日お気に入りのアイテムを使いたい人にも向いています。
長時間の運動なら1.5リットルサイズ
引用:nalgene
2時間~3時間以上の長いワークアウトが日課になっている人には、十分に水分補給ができる1.5リットルサイズがおすすめ。
特に屋外で水筒を使う機会がある人はぜひ候補に入れてみてください。
スポーツジムでの利用の場合、ミネラルウォーターサーバーなどが設置してあるお店も多いので、何度か汲みに行くのがおっくうでなければここまでの大きさは必要ないかもしれません。
大容量サイズを選ぶ時には、重さをよく考えて。
体積1リットルの水は1キログラム。1キロ以上の荷物を持ち運ぶのはなかなか疲れますから、なるべく軽く持ち運びやすいものを探したいですね。
スポーツジム以外で使いやすいサイズ感は?
ジムで使うもの以外にも、ひとつ持っていると何かと便利な水筒。
普段使いやアウトドアシーンでも使える大きさの水筒についても検討してみましょう。
コンパクトな1リットル未満
引用:HARIO
短時間の運動や普段使い、子ども用の水筒として便利なのが1リットル未満のもの。負荷の少ない軽めのスポーツであれば、ジムでも使えます。
小さ目サイズの水筒はガッツリ運動をしたい時には向かないかもしれませんが、実はたくさんのメリットがあるアイテムです。
- ・コンパクトでかさばらない
- ・持ち運びやすいので疲れず長く使える
- ・オフィスなどでも気兼ねなく使える
- ・サブの水筒として活躍する
誰でも持ち運ぶのに負担が少ない大きさのうえ小さいことで価格がリーズナブルに設定されているものも多いです。
1つは用意しておきたいサイズ感ですね。
レジャーにも使える2リットル以上
引用:サーモス
スポーツの大会やイベントに出る人、レジャーを楽しむ人、ファミリーにおすすめしたいのが、2リットル以上の大容量。
運動会や部活の大会などに使えるので、小学生以上の子どもがいるならぜひ用意してほしい大きさです。
経口部分が大きくなっているものが多く、洗いやすいうえに氷を入れてドリンクを冷やすのにもうってつけ。
どうしても重くなってしまうので、長い距離を持ち運ぶのには向いていない点に気を付け迷う。
ドリンクを飲みやすい水筒か?
容量はもちろんのこと、忘れたくないのが飲みやすさ。
様々な種類の水筒が売られていますが、スポーツジムで使いたいなら一生懸命に体を動かした後でもカンタンにふたが開けられるもの、飲みやすくこぼしにくいものが理想です。
ふたの開け方や飲み口の構造の好みは分かれやすいため、自分が使いやすそうと思えるものをよく吟味しましょう。
メジャーな直飲みタイプはお手入れもラク
引用:サーモフラスク
水筒と言われて直飲みのタイプを想像する人は多いのではないでしょうか?
ふたを開ければそのまま口をつけて飲むことができるため手軽で誰でも使いやすい直飲みタイプですが、洗うのがラクなのも大きなメリット。
複雑なパーツがいらない構造になっているものが多いため、本体とふた、ゴムパッキンだけと作りが簡略化され洗いやすくお手入れも簡単です。
飲み口のサイズを選べば、氷やフルーツなどドリンク以外のものを入れて楽しむこともできますね!
ただし、飲み口が狭くなっているタイプは中まで洗いにくいので注意。
また、パーツの劣化による歪みなどが発生した時、交換部品がなく使えなくなってしまう……ということもあり得ます。ドリンクの漏れにもつながるので、劣化に気付いたら手放す時期であると覚えておきましょう。
ストロー付きのものも
引用:KollyKolla
直に飲むのに抵抗がある方や一度にたくさん飲むのが苦手な方、直飲みだとこぼしてしまいやすい方は、ストローが内蔵された水筒がおすすめです。
ストローは本体に付いているため別に買う必要はありませんし、デザインの一部としてスタイリッシュに見えるようきちんと計算されているのもうれしいところ。
半面、お手入れでは直飲みタイプに軍配が上がります。ストローは飲み口をはじめとしてどうしても細かい部品が出てきてしまうため、洗い残しや洗浄残しがあると菌の繁殖につながってしまうかもしれません。
衛生的に使いたい場合は、漂白剤を使ってこまめに消毒できるような材質のものを探すのが良いでしょう。
軽く持ち運びやすい素材か?
せっかくたくさんドリンクを入れられる水筒を買っても、重たいものだと使う頻度が下がってしまうかも。
構造や材質をチェックして、毎日のトレーニングで使いたくなる軽い水筒を購入しましょう。
おすすめしたいプラスチック製
引用:ザバス
スポーツ用品として使うならもっともおすすめしたいのが、プラスチック製の水筒。
中でもボトルをギュッと握ることで中の飲み物を押し出して使う「スクイズボトル」は、スポーツシーンでの利便性バッチリです。
プラスチック製の水筒はさまざまなサイズのものが展開されているのに安価で軽量なため、自分の運動強度やトレーニング頻度に合ったサイズの水筒をしっかり探せてお値打ちに購入できます。
また、プラスワンの機能としてあると便利なのがメモリ。
プラスチック製のボトルには本体にメモリが刻まれたものが多く、ドリンクを飲んだ量や持ち運んでいる量を数字としてていねいに把握することが可能です。
水分摂取量が少ないと思ったら調節したり、必要以上にドリンクを入れてしまって持ち運び時に重くならないよう管理できるようになったりと、トレーニングにも便利に活用できますよ!
一点気を付けてほしいプラスチック製水筒のデメリットは、傷や劣化に対する弱さ。
金属の材質と比べるとどうしても強度では劣るため経年や温度変化、落下などで損傷や劣化を招きやすくなってしまいます。
最悪の場合割れて使えなくなってしまうことも。
プラスチック製の水筒を愛用する場合は、ていねいな使用とお手入れを意識して使い続けたいですね。
ステンレスやチタンなどの金属製も
プラスチックと比べると多少重さはあるものの、ステンレスやチタンなど金属製の水筒も使いやすく人気が高いです。
共通するメリットとしては強度や耐熱性、抗菌性の高さなどが挙げられ、外気の温度変化から受ける影響も少ないために長時間の持ち運びや置き場所の日当たりなども比較的気にすることなく使えます。
バランスの良いステンレス製
引用:FJbottle
水筒の素材として最も多く使われているのがステンレス。
金属の中でも軽いうえに強度や保温性にも優れ、日常生活で使用する分には耐熱性も十分。なおかつ価格もあまり高くないので、便利なのに比較的安価に購入できる水筒が多いです。
また、ステンレスは加工がしやすいため、デザインも円柱や四角柱など様々なものから選ぶことができます。
フッ素コーティングがしやすい材質で抗菌対策もバッチリ行えますよ!
軽く飲み物を選ばないチタン製
ステンレスより高価にはなりますが、機能性の高さから年々増えてきているのがチタン製の水筒。ステンレス以上に軽いのにも関わらず、耐熱性や耐腐食性に長け高い抗菌性も兼ね備えています。
注目したい他の材質との大きな相違点は、ドリンクの匂いがつかないこと。
コーヒーやお茶、紅茶などの匂いがつく飲み物であっても中に臭いが染みつかず、劣化したりドリンクから鉄っぽい味がしたりすることもありません。
色々なドリンクに使えることから、スポーツジム以外にも日常生活で使いやすい材質といえるでしょう。
ジムで使うのに向いた水筒を探そう
水分補給のシーンや用途に合わせて、さまざまなアイテムが売られている水筒。
自分に最も合った水筒をよく吟味して見つけたいですね!