コンディション からだ
2023.07.21
姿勢が悪いデメリットとは?改善する方法を徹底解説
姿勢が悪いと指摘された経験のある方は多いのではないでしょうか?コロナ禍の影響もあり、在宅ワークが増え、姿勢が悪くなっている方は増えています。
とはいえ姿勢が悪かったとしてもすぐに痛みに繋がったり、日常生活に支障をきたしたりはしません。そのため、わざわざ治す必要はないと考えている方もいるかもしれません。
しかし、姿勢が悪い状態はなるべく早く治すべきです。本記事では姿勢が悪いことによるデメリット、さらに改善方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
姿勢が悪いデメリット
姿勢が悪いデメリットには主に5つあります。
- 肩こりや腰痛の原因になる
- 見た目が悪く見える
- 太りやすくなる
- 集中力が下がる
- 疲れやだるさを感じやすくなる
肩こりや腰痛の原因になる
姿勢が悪いと背中が丸まり、猫背になります。通常、頭は体全体で支えています。しかし、猫背が原因で頭が前に出てしまうと、重心が変わるため体全体で頭を支えることができず、肩や首だけで頭を支えることになってしまいます。
頭にはボーリング玉くらいの重さがあるため、首や肩にはかなりの負担がかかるでしょう。これが肩こりや腰痛に繋がります。
まだ肩こりや腰痛という症状が発生していなくても、いずれ痛みが起こる可能性が高いです。早めに姿勢の改善を心がけましょう。
見た目が悪く見える
猫背になると見た目が悪く見えてしまいます。誰かと会ったときになんとなく覇気がないと感じたことのある方は少なくないでしょう。その原因は猫背にあるかもしれません。
自分では気づきにくいかもしれませんが、猫背の人は実年齢よりも老けて見えたり、自信がなさそうに見えたりと、相手に悪い印象を与えてしまいます。
太りやすくなる
姿勢を良くしようと思っても、つい猫背になってしまう方は多いでしょう。良い姿勢を維持することができない理由は、悪い姿勢の方が楽だからです。
姿勢を保つためには体の筋肉を使用します。逆に悪い姿勢は体の筋肉をあまり使用しません。その状態が続くと、筋肉の量が少なくなり、基礎代謝が下がってしまいます。
結果として太りやすい体になるので注意しましょう。ダイエットをしてもすぐリバウンドしてしまうのは、姿勢が悪いのが原因かもしれません。
集中力が下がる
猫背になると胸が開かなくなり、呼吸が浅くなります。腹式呼吸を行うのが困難になり、体内に十分な酸素が送られなくなってしまいます。それによって最も支障が出るのが脳の活動です。
血流が悪くなると、脳にも十分な酸素が届けられません。その結果、脳の活動が低下し、集中力が下がってしまいます。すぐに集中力が切れたり、日中に激しく眠かったりする場合は、姿勢が悪いのが根本の原因かもしれません。
疲れやだるさを感じやすくなる
筋肉には疲労物質である乳酸が溜まります。この乳酸は血流によって肝臓に運ばれ、処理されます。しかし、血流が悪くなると、筋肉に乳酸が残ったままになり処理されません。
その結果、疲れやだるさを感じやすくなってしまいます。「最近、疲れやすいな」と感じているのは、姿勢が悪いのが原因かもしれません。疲れが残っていると、生活や仕事にも影響が及びます。
以上のように、姿勢が悪いことには予想以上に数多くのデメリットがあります。
姿勢が悪くなる原因
気づいたら姿勢が悪くなっている方は多いでしょう。なぜ、姿勢が悪くなってしまったのかわからない方もいるかもしれません。
姿勢が悪くなる原因がわからないと、日々の生活の中で気を付けるのも難しいです。ぜひ、姿勢が悪くなる原因について理解しておいてください。
- スマホの使用
- パソコン作業
- 運動不足
スマホの使用
スマホの使用により姿勢が悪い人は増加傾向にあります。スマホを操作している間、視線は斜め下に向きます。背中が丸まった状態で操作するため、操作時間が長ければ長いほど姿勢は悪化してしまいます。
現代社会においてスマホを使用しないのは難しいです。しかし、使用時間をなるべく短くしたり、背中が丸まらないように意識したりするだけでも猫背の悪化は防げるでしょう。
パソコン作業
現代の仕事の多くはパソコンで行います。姿勢を意識しないと、背もたれにもたれて背中が丸くなってしまったり、前かがみになってしまったりします。どちらも姿勢の悪化に繋がるため、なるべく背筋を伸ばして仕事を行うように心がけましょう。
座っている時間が長くなるのも避けるべきです。先ほども述べたように筋力を使わないと姿勢は悪化します。座っている状態というのは、立っている場合と比べて筋力を必要としません。
筋力が衰えると、姿勢の悪化に繋がりやすくなってしまいます。仕事中であっても定期的に立ち上がり、筋肉を動かすようにしましょう。立ち上がると血流も良くなるので、集中力の回復にも効果的です。
運動不足
運動不足も姿勢が悪化する原因だといえるでしょう。学生時代は運動をしていたのに、社会人になってから運動習慣がなくなってしまう方は多いです。運動習慣がなくなると、筋肉が落ちるため姿勢が悪くなってしまいます。
激しい運動をする必要はありませんが、軽いウォーキングやランニングは定期的に行うようにしましょう。これだけでも姿勢の悪化を防ぐことができます。
悪い姿勢を元に戻すトレーニングメニュー
姿勢の悪化を防ぐ方法について紹介しました。これらを意識し続ければ次第に姿勢は良くなっていくでしょう。しかし、状態によってはなかなか元に戻らない可能性もあります。
長年かけて姿勢は徐々に悪くなっていきます。先ほど紹介した姿勢が悪くなる原因を意識したとしても、すぐには改善しないでしょう。なるべく早く姿勢を良くするためには、トレーニングを行う必要があります。
ここでは悪い姿勢を元に戻すトレーニングメニューについて紹介します。
プランク
プランクはうつ伏せになってから、足のつま先と肘を支点にして体を浮かせるトレーニングです。浮かせたまましばらく待機するだけでトレーニングになるため、体にかかる負担はそれほど大きくありません。
しかし、しっかりとインナーマッスルを鍛え、体幹を強くすることができます。頭からかかとまで一直線になっていることを意識してトレーニングを行いましょう。
スクワット
スクワットも体幹トレーニングとしておすすめです。やり方も非常にシンプルで、重心がかかとにかかっていることを意識しつつ、しゃがんでから立ち上がるという動作を繰り返すだけです。
プランクと比べると体にかかる負担は大きいですが、効果も高く、家でも行いやすいのがポイント。正しい姿勢を意識しないと、逆に腰痛や肩こりの原因になってしまう点には注意してください。
ストレッチ
各種ストレッチにも姿勢改善効果が期待できます。疲れたときに腕を上に伸ばしたり、背中で組んだりしている人は多いでしょう。無意識の内に行っているそれらの動作にも、姿勢を改善する効果があります。
しかし、ストレッチの正しい方法についてわからないという方も多いでしょう。そういった方は、ストレッチ専門のスポーツジムを利用するのがおすすめです。
ビークイックの系列店であるビーストレッチは、ストレッチに特化しているスポーツジムです。カウンセリングで体の状態についてチェックしたうえで、一人一人に合わせたストレッチを行ってくれるので安心。
自分ではストレッチするのが難しい、なかなか習慣化しにくいと悩んでいる方は、ぜひビーストレッチをご利用ください。
姿勢が悪いのはデメリットだらけ
姿勢が悪いというのはデメリットが非常に多いです。年齢を重ねるにつれて、筋力が落ちるため姿勢はさらに悪くなっていくでしょう。姿勢が悪いと自覚したタイミングですぐに対策を行うことが重要です。
自分では意識するのが難しいという方は、ビーストレッチのような施設を活用してください。早めに姿勢を改善して、健康的な生活を送りましょう。