コンディション メンタル
2019.05.23
筋トレで幸せホルモンが分泌?筋トレ自己啓発で人生を変えろ!
筋トレで性格も変えることができる?
筋トレマン
筋肉は裏切らない!
筋トレ女子
筋肉がすべて解決♡
『筋トレをしている方はポジティブ』という謎イメージ。
確かに筋トレで鍛えている方はネガティブで憂鬱な雰囲気は少ないように思います。
筋肉をネタとしている芸能人も、基本的に明るい方が多いですよね。
筋トレをすれば、ボディーメイクができるだけでなく、ポジティブ思考へ変えることが可能。
「ネガティブ思考寄りだな……。」と感じている方は、筋トレをすれば身体が変わるだけでなく思考も変化する一石二鳥の効果を得られることができます。
なんとなく巷で言われている『筋肉マンポジティブ説』ですが、実は結構しっかりとした理由も。
今回、これから筋トレをすることで得られる効果を解説していきます。
「幸せホルモン」と呼ばれる三大神経伝達物質
①セロトニン
脳科学理論では、筋トレをすることで幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが増加するとのこと。
以前から運動はセロトニンを生成する作用があると言われていました。
画像引用・参考:幾央大学『運動によるセロトニンシステムの活性化が不安を軽減する』より
科学的な側面から見ても、筋トレはメンタルに良影響があります。
セロトニンとは幸せホルモンと呼ばれる三大神経伝達物質
セロトニンは三大神経伝達物質と呼ばれる脳内ホルモンのことを言います。
精神の安定を司り、気分を高揚させる働きから「幸せホルモン」とも呼ばれています。
幸せホルモンが分泌されると、ストレスに耐えられるメンタルを保つことも可能に。
日常生活で継続的に受ける様々なストレスが要因で、セロトニンの分泌量は大きく減少しますが、筋トレをすることでセロトニンの大量分泌が促されます。
太陽光を浴びるとホルモンの分泌量もアップ
太陽光を浴びることで、セロトニンの分泌を促すことができます。
大量の分泌量を狙うには、太陽の光を浴びながら筋トレをすると効果的でしょう。
また、セロトニンは、良い睡眠をつくる「メラトニン」というホルモンを作る材料にもなります。
日中にしっかりトレーニングを行えば、睡眠の質も向上し、疲労回復がしやすい身体に。
日常のストレスに耐えるメンタルも保つことができます。
セロトニン分泌を促進させるおすすめの筋トレは?
おすすめのトレーニングは、ウォーキングやスクワットなどの筋トレ。
リズミカルに身体を動かすエアロビクスを始めとしたスタジオレッスンも効果抜群です。
②ノルアドレナリン
セロトニンと同様に、「ノルアドレナリン」も三大神経伝達物質の一つ。
分泌によって交感神経を刺激し、心拍数の上昇や血管を拡張させることで、集中力や思考力を活発にさせるホルモンです。
ノルアドレナリンには、脂肪分解だけでなく、幸せホルモンの「セロトニン」の分泌を促す働きも。
有酸素運動を始めとしたリズミカルな運動をすることで「ノルアドレナリン」分泌を促すことができます。
③ドーパミン
三大神経伝達物質の「ドーパミン」は、メンタル面に影響を及ぼすホルモンです。
トレーニングで汗をかいた後に気分がスッキリするのは、このドーパミンの働きがあってこそと言われています。
ドーパミンが多く分泌することで、モチベーションが向上します。
さらにポジティブ思考になるので、メンタル面の影響も大きいものと言っていいでしょう。
大量分泌させるには小さな目標の達成
このドーパミンは、達成感を覚えると分泌が増えるといわれています。
トレーニングも「1セット10回をやり切る!」といった小さな目標をクリアすればするほど、多くの幸福物質を促します。
筋トレによって分泌されるその他のホルモン
成長ホルモン
筋トレを行うと、「成長ホルモン」も分泌されます。
成長ホルモンには、たんぱく質を栄養成分にして筋肉をつけたり、脂質の代謝を促して体脂肪の蓄積を抑えることが可能。
そして、体脂肪を燃焼させる働きがあります。
ホルモンの分泌量が減少するとメンタル面に影響も
成長ホルモンの分泌が少なくなると、やる気が低下したりイライラしたりしやすくなるといった影響も。
トレーニングをすることでメンタル面の起伏も改善できます。
エンドルフィン
エンドルフィンが分泌されると、「ランナーズハイ」のように気分が向上します。
走るのが楽しくなって、どんどん走りたくなるというような気分の高揚は、運動中に分泌されるエンドルフィンの効果と言われています。
この頭が冴える覚醒効果は脳内麻薬と呼ばれており、この効果を体験するには、全力を出し尽くすくらいのハードな運動が必要とされています。
テストステロン
テストステロンは、骨格をたくましくしたり、ヒゲや体毛を生やしたりするといった男性的な身体をつくるホルモン。
テストステロンは、筋肉を作る効果もあります。加齢やストレス、肥満などによってテストステロンの分泌量が低下するため、筋肉がつきにくくなるといった悪循環にも繋がります。
日頃からトレーニングを継続して行う必要があります。
メンタル面に良い影響も
テストステロンは、メンタルにもよい影響をもたらします。
分泌量が少なくなるとうつ病や性欲、意欲の低下などを引き起こすことも。
筋トレを行うことで、「意欲が向上→体型が変わる→自信がつく→行動が積極的になる→トレーニングに励む」という好循環を生み出します。
テストステロンの分泌を増やすには、筋トレで負荷を多く掛けたり、複数のセット数・セット間のインターバルを短めにするといったハードな筋トレが効果的とされています。
筋トレは筋肉を重くし、心を軽くする
筋トレにはリラックス効果がある
筋肉が付くと血行が良くなるのはご存知でしょうか。
女性と比べ、男性に冷え性が少ないのは女性より筋肉の量が多く、血の巡りが良いからだと考えられています。
血の巡りが良くなると、身体が温まって自然とリラックスします。
身体に余計な力が入らずリラックスしていると心にも余裕が生まれやすいですよね。
筋トレは努力が目に見えて分かるから自信に繋がる!
何事も、努力した分だけ報われるという約束はありません。
時には厳しい現実や壁にぶち当たることもありますよね。
しかし筋トレは裏切りません。
頑張ったら頑張った分だけ結果(筋肉)が付いてきます。
努力がしっかり【見える化】されると思考がポジティブにスイッチされ、どんなことにも意欲的に頑張れるモチベーションがわいてきます。
筋トレをすると快眠!よく眠れて頭がスッキリ
筋トレに限らず、運動をすると適度に疲れます。
たくさん歩いた日や1日外出で動き回った日はぐっすり眠れませんか?
よく身体を動かすとよく眠れます。
快眠はメンタルにおいてかなり重要な要素です。
ぐっすり眠った翌朝に「前日までのイヤなことやモヤモヤがどうでもよくなってしまった!」という方も多いはず。
また、ぐっすり眠れると筋トレの質も上がりますよ。
良循環が生まれそうですね!
筋トレをすると単純に自分の見た目に自信がつく
トレーニングはまず見た目が変わります。
見た目に自信が付いて、メンタルの状態が悪化するという方は少ないはずです。
自己啓発などでも、最も大切なことは【自分を好きになること】と言われています。
好きなブランドの洋服がキレイに着れたり、異性にモテたり、ハッピーな恋愛ができたり、人生が大きく変わることもあるでしょう。
やっぱり筋トレは幸せになるために必要なことなのかもしれません。
まとめ
筋トレによって「幸せホルモン」と呼ばれる多くのホルモンが分泌されていきます。
幸せホルモンが大量に分泌されると、ボディーメイクができるだけでなく、メンタル面で大きな変化にも。
また、筋トレを継続すればするほど、見た目が変わってくるので、自分自身に自信がついてきます。
これからスポーツジムに通う方は、是非本記事を参考にしてみてくださいね。
通われている方は、筋トレをすることによって得られる効果を再認識した上で、明日からのトレーニングにも力を入れていきましょう。