コンディション からだ
2020.02.28
スポーツジムでの新型コロナウイルス感染リスクは?気を付けるべき点
スポーツジムでの新型コロナ感染
スポーツジムでの感染が深刻化?新型コロナウイルス
日本は世界ワースト3位の感染者数。(クルーズ船除外 2020年2月末現在)韓国では感染拡大の歯止めが利かないことから、日本でも2月後半から3月の初旬までが感染拡大を食い止める勝負期間と言われています。
全国の小中学校で一時的に登校できなくなる程、社会的な影響は大きいです。
そんな中、連日報道で目立って不安なのがスポーツジム。感染者複数人がそれぞれ同じスポーツジムへ通っていた事実から、各ジムが新型コロナウイルスへの対策を発表しています。
今回は、スポーツジムを利用するにあたって感染の不安がある方のために気を付けるべき点をまとめました。
まずは正しい情報を「厚生労働省」の公式サイトから
新型コロナウイルスの感染の仕方・感染力については厚生労働省のページをご確認ください。
たどりつけないという方は以下から飛べます!
以下、引用、上記ページより
厚生労働省
<感染の仕方>
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。空気感染は起きていないと考えられています。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
【2020年11月追記】新型コロナウイルス感染拡大対応のガイドラインについて「日本フィットネス産業協会から」
日本フィットネス産業協会より、新型コロナウイルス感染拡大対応のガイドラインが公表されました。
新型コロナウイルス感染拡大対応に関するガイドラインについて
<総論>
フィットネス関連施設は、運動の場を提供することを目的としている。
そのため、その利用者は日常生活における活動時よりも高い強度の身体活動を行うことから呼吸が活発になり、激しくなる場合もある。
まずはこの理解に立ち、高い強度の身体活動を行う場合には日常生活における活動時よりも一層の距離を空ける等の状況に応じた対策が求められるという認識を持ち、施設提供にあたり環境とルールの整備に努めなければならない。
また、周辺地域の実情を勘案し、感染リスクが高いと考えられる場合には、本ガイドラインに提示されている実施要件よりも厳しい判断、リスクの高い環境に於けるさらなる距離の確保、更なる換気、場合によっては施設の部分的閉鎖などを実行することが求められる。
FIAフィットネス関連施設における新型コロナウイルス感染拡大対応ガイドライン
以下、引用、上記ページより
FIA
感染対策について
当たり前の対策・マナーとして「手洗い・うがい」
今回の騒動で再認識されているのが「手洗い・うがい」の重要性。世の中ではマスクやアルコールの品薄が嘆かれていますが、その2つより絶対的に信頼があるのは「手洗い・うがい」です。スポーツジムに行った後はもちろん、着替える前にジムで手洗い・うがいの徹底を行いましょう。
体調の悪い時にはスポーツジムに行かない
こちらも当たり前のこと。少しでも熱がある、咳の症状が見られる、体調がすぐれない場合は、スポーツジムはもちろん、外出や人との接触は控えましょうね。
施設内で感染症がまん延してしまえば、自分だけではなく、かかわった人の健康を害してしまうことはもちろん、施設に対して大きな損害を与えてしまいます。
スポーツジムに潜む感染症リスクは?
- 貸出のヨガマットやタオル
- マシンや器具の接触部分
- スタジオプログラム
>ヨガマットやタオルなどは自前のモノを使用することで対策が可能ですが、他はなかなか難しいですよね。上記の通り、手洗い・うがいの徹底や体調が悪い時などは行かないなど、厚生労働省が発表した基本的なことを守るしかありません。
器具を触る度にアルコール消毒するなどの徹底も。