【ダイエット】食べたら痩せた?!チートデイの効果とは?

停滞期脱却法はチートデイ?!

「運動や食事制限を頑張っているのに、体重が減らない」なんて経験はありませんか?もしかしたら、それは停滞期かもしれません。そんな停滞期を抜け出す方法は、ズバリ「チートデイ」です!実際にチートデイを実施して、停滞期から抜け出せたダイエッターは多くいます!そんな「チートデイ」について、この記事では詳しくご説明します!

チートデイとは?

チートデイとは、ダイエット中に起こる停滞期を抜け出すための一つの手段です。餓死状態警戒信号を出す身体に対して、一日でたくさんエネルギーを摂取することで身体を「cheat(チート)=だます・ズルをする・反則をする」という言葉からきています。

なぜ停滞期は起こるの?

そもそも、なぜ停滞期は起こるのでしょうか。

ホメオスタシス(恒常性)の働き

ホメオスタシスとは、身体の生命維持の機能で、生体の状態を一定に保つ性質を指します。ダイエットを続けていくうちに身体から栄養源が失われていき、身体は餓死状態になると錯覚を起こします。このような状況の際に「ホメオスタシス(恒常性)」が機能し、体重が減少し過ぎないように脂肪をため込んだりしようという働きが起こります。そのため、体重が減らなくなります。

栄養吸収率が上がり、体にエネルギーや水分を蓄えようとする

ダイエット中は、身体が少ない食事量でも効率よくエネルギーや水分を蓄えようと働きます。さらに、カロリーの消費量も減って省エネモードになるため、これまでと同じような食事制限を行っても体重が減らなくなります。

ホルモンバランスの影響

生理の少し前くらいから女性は体重が減りにくくなります。なぜなら、「プロゲステロン」というホルモンの影響で体内の水分量が増えるからです。そのため、「体脂肪」が増えて太るわけではありませんが体重が減らなくなります。

チートデイが必要な人って?

そんな停滞期を乗り越えることができるのがチートデイです。しかし、チートデイは行っても効果がある人とない人がいます。ここでは、一般的にチートデイを行って効果を期待できる人を紹介します!

体脂肪率が男性は25%以下・女性は35%以下

体脂肪が男性で25%以下、女性の場合は35%以下の人はダイエットにチートデイを取り入れてみましょう。逆に体脂肪が十分にある人は身体が「餓死状態になる」という錯覚に陥ることがないです。そのため、体脂肪が男性で25%以上、女性の場合は35%以上の人はチートデイをしても効果はあまり期待できません。

1〜2週間体重が全く減らない

運動や食事制限を続けているのに、体重が1〜2週間減らないのであれば身体が餓死状態を錯覚している可能性が高いです。この場合は、チートデイを行ってみましょう!

チートデイのメリット

チートデイを行うことで起こる身体の変化をご紹介します!

基礎代謝を高めることができる

基礎代謝が低いと身体が痩せにくくなります。しかし、ダイエット中は食事量を減らし摂取カロリーを制限することにより、カラダは少ないエネルギー内で対応できるように基礎代謝が落ちていきます。その結果、痩せにくい体質へと繋がってしまうのです。そのため、定期的にチートデイを取り入れることで飢餓状態をリセットし、基礎代謝の低下を防ぐことができます。

不足している栄養素を補うことができる

ダイエット中は、栄養素が不足しがちです。栄養素が不足することで、お肌が荒れたり疲れが溜まりやすくなったりします。そのため、チートデイでは自分に不足している栄養素を多く含んだ食べ物を多く摂取し、健康な身体を維持しましょう!

ストレスの軽減に繋がる

ダイエット中は、「これもあれも食べちゃいけない」と厳しい食事制限が数多くあります。そんなことを考えながら毎日生活していると、自然とストレスが溜まってきています。そんな時に、「何も気にせず食べて良い日=チートデイ」を設けることで日頃のストレスから開放されます!

モチベーションの維持

ダイエットをしていくにあたって、自分自身のモチベーションは非常に重要です!そのため、「あと◯日したら、チートデイだ!」と楽しみを設けることで長期間にわたるダイエットを続けていくことができます!

チートデイの実践方法

実際にチートデイを行う方法をご紹介します!

期間は1日だけに決めておく

事前にチートデイの日は決めておきましょう。ダイエットを頑張るモチベーションにもつながりますし、何よりチートデイとそれ以外の日をきっちり分けるためです!

頻度は1〜2週間に一度

チートデイの平均頻度は、1〜2週間に一度であるといわれています。ただし、これは個人差が生じるため自分がダイエットを進めていく中で、停滞期に入ったと感じるタイミングでチートデイを設定していくことをおすすめします!

楽しんで行う

チートデイは決して義務感で行うものではありません!日頃のダイエットのストレスを解消するのにも役立っています!そのため、チートデイはダイエットのことは忘れて食事を楽しみましょう!

チートデイにおすすめな食べ物

チートデイ中におすすめな食べ物をご紹介します!是非、チートデイを楽しむ参考にしてみてください!

焼肉にステーキに焼き鳥など、自分が食べたかったお肉を存分に食べましょう!お肉にはタンパク質が多く含まれているので、ストレス発散しながら、冷え性な身体を改善に繋げてくれます!

寿司

寿司は、ダイエット中に不足しがちな炭水化物タンパク質をバランスよく摂取することができます!特に魚介類は高タンパクで、含まれる脂質もDHAやEPAと良質でとても身体に良い食べ物です!

餅は、高カロリーの印象が強く、ダイエッターに避けられがちです。しかし、低脂質・高炭水化物であることからチートデイにはおすすめの食べ物です!

チーズケーキ

チーズケーキは、他のケーキと比較して脂質が少なく、タンパク質も多いため太りづらいです!また、甘く濃厚なチーズケーキは食べ応え、満足度ともに◎です!

チートデイに食べない方が良い食べ物

チートデイでもあまり食べることをおすすめできない食べ物をご紹介します。自分の身体や翌日からのダイエットを考えて、次の食べ物は控えましょう。

脂質・糖質が多いもの

脂質・糖質が多く含まれるものは、チートデイ中であっても食べ過ぎに注意しましょう。なぜなら、ダイエット中は体が飢餓状態で、栄養を吸収しやすくなっているため、これらの食品を一気に食べると脂肪が付きやすくなります。そのため、脂質・糖質を多く含む菓子パンやポテトチップスなどの食べ過ぎは避けましょう。

冷たいもの

チートデイ中であってもアイスやかき氷等の冷たいものの食べ過ぎは控えましょう。なぜなら、冷たいものの食べ過ぎはお腹を緩め、下痢の原因になり得るからです。翌日からのダイエットにも影響するため、冷たいものの食べ過ぎは控えましょう。

チートデイを行うコツ

チートデイを実施するうえでのコツをご紹介します!少ないコツを覚えて、チートデイの効果を高めていきましょう!

日頃のダイエットを頑張る

チートデイは、日頃頑張ったご褒美です!日頃ダイエットを頑張っている人ほど、停滞期にチートデイを実施することで高い効果を期待できます!そのため、チートデイを活力にダイエットに取り組みましょう。

食事を最大限に楽しむ

チートデイの日は、ダイエットのことは忘れて食べることを楽しみましょう!なぜなら、チートデイは低糖質の食品ではあまり効果がないからです!チートデイで重要なのは、糖質をしっかり摂って肝臓のグリコーゲンを増やしてあげることにあります!そのため、チートデイはダイエットのことは忘れて好きなものを食べましょう!

運動は休む

チートデイには、肝臓にグリコーゲンを蓄えることが重要です!しかし、チートデイに運動してしまうと、せっかく摂取した糖質がエネルギーとして使われてしまい、せっかくの運動もチートデイも無駄になってしまいます。そのため、チートデイの日は運動も休んで、糖質が豊富な食事を楽しみましょう!

チートデイを行う注意点

チートデイで高い効果を発揮するために、チートデイを行ううえでの注意点をご紹介します。以下三つの注意点に気をつけて、チートデイを行いましょう。

ある程度痩せてから行う

チートデイはある程度痩せてから実施することで効果を実感できます。逆に、対して体重が落ちていない時にチートデイを設けてしまえば、体重は増加する一方です。そのため、ある程度体重を落とし、停滞期がきてからチートデイを行うようにしましょう。

期間は1日だけ

チートデイは、事前に決めておいた一日だけにしましょう。何日も続けたら、それはチートデイではなくなってしまいます。ここまで積み上げてきた努力を無駄にはしないように、チートデイは決めた一日だけ行いましょう!

3食にわける

カロリー摂取は3食にわけましょう。なぜなら、一食だけで急激にカロリー摂取量を増やしても身体の餓死錯覚状態は変わらないからです。きちんと3食でバランスよく摂取することで、チートデイの効果を発揮します!

まとめ

ここまで、ダイエット中に行うチートデイについてご紹介してきました!チートデイは、日頃頑張った自分を労うためだけのものではなく、実際にチートデイを行うことで「その後みるみる体重が減った!」という人がダイエッターの中には大勢います!このチートデイを上手く利用して、ストレスなくダイエットを進めていってください!