オリンピック選手も重視しているメンタルトレーニングのポイントは?

何かと役立つ!メンタルトレーニングって?

その名の通り、メンタル(精神面)を鍛えるメンタルトレーニング。
プロのスポーツ選手など特別な人だけが行うもののようなイメージがありますが、ダイエットや日ごろのトレーニング、仕事などにも役立つのでやっておいて損はありません。

今回はトレーニングにも普段の生活にも役立つメンタルトレーニングのポイントをご紹介します!

自分の最高の状態を知っておく

メンタルトレーニングの目標は「自分がどんな精神状態のときに最高の結果を出せるか」を把握し、ここぞ!という場面でその精神状態にもっていけるようにすることです。

落ち着いて冷静になっているときにいい結果を出せる人もいれば、興奮している状態の方が信じられないようなパワーを発揮する人もいるように「最高のパフォーマンスを発揮できる精神状態」は人によって違います

大事な場面で自分がどのような気持ちでいるか、どんなテンションで挑んだときにいい結果を残せたか?をメモしておき、傾向をつかんでいきましょう。

頭を空っぽにする

スポーツ選手であれば試合前、仕事であれば大事な会議の前など、集中しようと意識すると余計に気が散ってしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

そんなときは逆に頭を空っぽにしてリラックスしてみましょう。何も考えないことが難しければ、全く関係ないことを考えてみるのも◎です。

苦しいときほど笑顔を意識する

笑顔の女性2人

一般的に、緊張しているときよりもリラックスして笑顔を作れる状態の方がパフォーマンスが上がるといわれています。

意識的に笑顔を作るだけでも気持ちは少し和らぐため、緊張しがちでなかなか思うような結果が出せないときは無理にでも笑顔を作る努力をしてみましょう。

不安な気持ちを我慢しすぎない

「メンタルトレーニング」という字面から誤解されがちですが、「強いストレスに耐えられるようにする」のではなく「上手に受け止められるようにストレスをコントロールする」ものです。

ストレスやプレッシャーを受け止められるキャパには人それぞれ限界があります。
ストレスや不安に思うことを我慢し続けてキャパを超えてしまってはメンタルトレーニングどころではありません。

ストレスをコントロールする方法の例

どうしても避けられないプレッシャー以外は避ける

限りのあるキャパの中で上手にストレスと付き合うには、受け止めやすいように調整してあげることが重要。

例えば仕事でストレスやプレッシャーを感じて疲れていると感じているときはトレーニングを軽めにするなど、同時に複数のストレスがかからないような工夫が必要です。

ストレスやプレッシャーを客観的に見る

メモを取る手元イメージ

ストレスがかかったその時はつらく感じても、あとから客観的に考えてみればそんなに大したことなかった……なんてことも多々あります。

自分のストレスを客観視するには、不安に感じていることを紙に書き出してみるのが効果的。可視化することで自分の思考も整理できます。

睡眠や休息をしっかりとる

睡眠が不足するとマイナス思考に陥りやすくなり、ささいなことが大きなストレスに代わりがちです。まずはしっかりと休息をとりましょう。

瞑想やストレッチをしながら「うまくいくイメージトレーニング」をすることも有効です。