コンディション からだ
2020.03.22
花粉症は筋トレで治る?!花粉症と運動の関係とは
冬から春に向かうこの時期、多くの人を苦しめる「花粉症」。いまや日本人の4人に1人が花粉症を発症しているともいわれています。
30年後には3人に2人以上(つまり日本人のほとんどが)花粉症患者になってしまうとも……。
くしゃみや鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ、ひどい場合は頭痛・倦怠感など、日常生活にも大きな支障となるやっかいな花粉症。とくに屋外でのスポーツやランニングなどを楽しむ方にとっては、普段通りのパフォーマンスを出せなくなる大きな障害と言っても過言ではありません。
花粉症は筋トレで治る?!
トレーニングを行って筋肉量が増えると、基礎代謝量が増えます。代謝が増えることで異物を体外に排出する働きが強くなり、結果として花粉症が軽減できる!といわれています。
また、代謝が良くなり体温が上がることで免疫力が上がるという説もあります。
また、ストレスや睡眠不足は、花粉症に限らずアレルギー症状を重くする原因のひとつ。
花粉症に負けないためには、筋トレや適度な運動によってストレスを緩和し質の良い睡眠をとることが大事です。
トレーニー向け!花粉症対策
そもそも花粉症とは、体内に入ってきた花粉という異物(アレルゲン)に対して体の免疫が過剰反応してしまう「アレルギー症状」。
体質的に花粉症になりやすい人もいれば、栄養バランスの偏りやストレスが原因で花粉症になったり、そして大量の花粉にさらされ続けることで発症してしまうことも。
花粉症にならない・症状を軽く抑えるためにはどんな対策が必要なのでしょうか?
花粉症シーズンが来る前に薬を飲み始める
既に毎年花粉に苦しめられている人にはぜひ実践してもらいたいのがこちら。いざ花粉シーズンが到来したときにも症状を軽く抑え、コンディションを保つためには症状が出始める前に抗アレルギー薬を飲み始めるのがポイントなんだとか。
時期としてはだいたい2月半ばごろ、バレンタインデーあたりが目安です。
「年中花粉症」という方はいちどアレルギー検査を受けよう
スギ花粉の時期以外にも年中花粉症の症状が出ているという場合、アレルギー検査を受けて自分が何に対してアレルギーを持っているのかをしっかり把握しておくことをおすすめします。
「花粉症だと思っていたらハウスダストが原因だった」ということもありえます。アレルゲンが違えば対処するベストな方法も時期も変わってくるので、いちど検査を受けてはっきりさせておくといいでしょう。
屋外での運動時の注意
この時期、当然ですが外には花粉がたくさん飛んでいます。その中でジョギングやスポーツを行う際には、なるべく花粉を体内に取り込まないような工夫が必要です。
特に汗をかいた肌や髪の毛・衣服には花粉が付着しやすくなっています。
濡らしたタオルやウェットシートで身体を拭く、できればこまめに着替える、運動の前後には髪をしっかり洗うなど、体の表面に花粉がくっついたままにならないように気をつけましょう。
室内でできる有酸素運動も◎
花粉が飛散している中、深い呼吸をしたらさらに悪化するんじゃ……という方には、室内で出来る有酸素運動がおすすめ。
道具も不要ですぐに取り組めるのはスクワット。雑誌や新聞など、家にあるものを利用して手軽にできる踏み台昇降もおすすめです。