コンディション メンタル
2021.06.08
ジムに行きたくない時のモチベーション維持方法とは?【ジム初心者必見】
ジムへのモチベーションが低下してきた…
トレーニングを定期的に頑張る! と決めたけど、今日はなんだか気分が乗らない、スポーツジムに行きたくない……
その気持ち、とっても良く分かります。
仕事や友達付き合いで忙しい毎日ですし、モチベーションが下がってしまうような出来事だって起こり得ます。
でも、運動すると決めた時には「体重を○キロ落としたい、ダイエットしたい」「筋トレで筋肉を増やしてカッコいい身体を作りたい!」という目的があったはず。
一時的なやる気降下で目標を達成できないのは寂しいものです。
今回は、「スポーツジムに行きたくない」とやる気がダウンしている方に向けて、お悩みの種類別に解決のヒントや考え方を変えるアドバイスなどを解説します。
序盤の項で自分がジムに行きたくない理由をよく認識してから対策方法の項を読んでみてくださいね。
なんか行きたくない、には理由がある
ジムに行きたくないな~と思う時、ハッキリした理由があることって意外とないのではないでしょうか。
漠然と面倒くさくなってしまって遠ざかるケースは多いんです。
でも少し立ち止まって考えてみて。今感じている「なんとなく」の中に、隠れた本当の「行きたくない原因」が隠されているかもしれません。
- 運動がつまらない
- 何をしたらいいか分からない
- 体型が変化している感じがない
- 一度休んだらズルズル……
- 運動しているところを見られたくない
- トレーナーやスタッフ、ジム友達との関係が悪くなった
運動がつまらない
延々と有酸素運動をするだけ、キツい筋トレを決まった数こなすだけ、という繰り返しがしんどくなってしまった可能性はありませんか?
最近のマシンにはNetflixやAmazon Prime Video、YouTubeを再生できるタブレットが付いたものがあります(特にランニングマシンやエアロバイクなど、有酸素系)。
それで解決できる人もいるかもしれませんが、もともと運動に苦手意識がある場合は「早く終わらないかな……」という気持ちが募るかも。
何をしたらいいか分からない
運動初心者だと、「痩せたい」「筋肉をつけたい」という目的に対してどのようなアプローチが効果的なのかはなかなか分からないもの。
プロの指導が受けられるパーソナルトレーニングならこの心配はありませんが、多くの人が自由に利用するタイプのジム会員になっているのではと思います。
とりあえず走ればいいのかな、とやってみても効率よくできているのかが分からず、モチベーションが下がることもあるでしょう。
体型が変化している感じがしない
カロリー消費のために一生懸命運動しているのに、なかなかお腹が引っ込まない!!!
これもやる気減の大きな理由になります。
どの場所にどう負荷をかければいいのか分からないと、体重はまだしも明確な体の変化は分かりにくいものです。
一度休んだらズルズル……
「残業が長引いたから1日だけお休み」「自宅でできるから今日は家にいよう」が、のちのち響いてくるかもしれません。
習慣付けは難しいのに、習慣が崩れるのはあっという間なのです。
運動しているところを見られたくない
運動に苦手意識がある方、体型にコンプレックスがある方に多いお悩みとして、「他の人がいるのが嫌だ」というものがあります。
ちなみに筆者の友人(男性)いわく、「服装とかフォームとかで『あいつ初心者だな』って思われるのが嫌」なのだとか。
ずっとトレーニングを続けているようなストイックな方は、それこそ他の人なんて見ずに自分を追い込むことに集中しているのでは? と思いますが……
トレーナーやスタッフ、ジム友達との人間関係が悪くなった
ヨガやフィットネスなどのプログラムを受講している場合は「レッスンで一緒になる人が苦手」ということもあるでしょう。
スタジオで挨拶したのに無視された、なんて相談を受けたこともあります。それでも大人か……???
■教えてくれる人との関係悪化は悩ましい
パーソナルトレーニングジムやコースに申し込んでいる場合、自分の専属インストラクターとイマイチ反りが合わない、というケースも多いです。
多くのパーソナルコースでは食事制限があるなど生活習慣からみっちり指導されますから、相手との相性によっては苦手意識が強まってしまうかもしれません。
「ジムに行けない理由」それほんと?
運動は定期的な継続がカギ。しかし、モチベーションが上がらないときには何かしらそれっぽい「行けない理由」をつけてしまっていることがあるでしょう。
以下の項目が自分に当てはまっていないかチェック!
- なんだか頭が痛い、気分が良くないから行かない
- 雨が降っているから行かない
- 仕事や家事が忙しいから行かない
最近ですとコロナウイルス感染が不安、という人もいるでしょう。
もちろん身を守るために大切な考え方のひとつです。問題なのは、自分の奥底に「ジムに行かないことを正当化する」気持ちがあるかないかです。
体験談!こうしてみたらやる気が出た
せっかく安くない料金を支払ってジムに入会しているのですから、しっかり通って運動を習慣化したいところ。
ここからは実体験も交えながら、スポーツジムに通い続けるためにぜひ気を付けてみてほしいことをご提案します。
前提:無理に運動を好きにならなくてもいい
まず初めにお伝えしておくと、「運動を好きになれば続けられるのでは?」はおそらく実現しません。
好きなものはよほど幻滅する出来事がない限りいつまでも好きでいられるのと一緒。嫌いなものはどう頑張っても完璧に好きになるのがとても難しいです。
たとえば、筆者の父は子供の時からサーフィンをずっと続けており、現在はハーフマラソンを満喫しています。痩せたいわけでも、健康になりたいわけでもなく、ただただ楽しんでいます。
運動が好きではない方からしたら、頭おかしいんか? と思うのではないでしょうか(私は思っていました)。
父がずっと運動しているのは、大好きだから。運動=苦労するもの、辛いものにならないからできることなのです。
こういう人でもない限り、これといった意識や工夫をせずにジム通い(運動)を定期的にはできません。
「好きになる」ことではなく、あくまで「続けやすくする」ことが大切です。好きになろうと思っても苦しいだけなので……
モチベーションアップのために工夫すべきこと9選
- 何のためにジムに登録したのかもう一度考える
- 悩みの内容によっては、ジムを変える
- 一日の初めに「いつ行くか」を決める
- 決めた回数、時間を必ずこなす
- 短時間のトレーニングを行う
- 運動中に好きな音楽を聴く、映画(ドラマ)や動画を見る
- 鍛えている人のSNSや動画、ブログなどを見る
- プロのサポートを受ける
何のためにジムに登録したのかもう一度考える
冒頭でもお話しましたが、そもそもジムに通うことを決めたきっかけがあるはずです。
今日は行きたくないなあと思ったら、「その感情に身を任せて本当に大丈夫かな?」とちょっと冷静になってみましょう。
体重計に乗ってみるのも効果的。減っていれば「今日はサボっても平気」と考えるのではなく「今日頑張ればもっと減る」に思考をチェンジ。増えていれば、言わずもがなですね。
悩みの内容によっては、ジムを変える
以下のような悩みの場合は、通うジムを見直してみましょう。
- 人間関係の悩み
- 仕事など、忙しくて時間が取れない
- 通うのがおっくうになる
人間関係に問題があるなら、苦手な人がおらずサービス内容が今通っているジムと同じようなところを探せばOK。
時間が取れない人は24時間運営のジムを検討してみましょう。
「通うのがおっくう」という場合は、家や会社からジムが遠かったり、最寄り駅と違う駅でジムのためだけに下車しないと行けなかったりというケースが想定されます。
遠いことや雨の日に不便なことを理由にしないよう、より利便性の高いジムに乗り換えましょう。
楽しみを作る
これ、大事です。
ジム通いがただただ辛いものになってしまっては、続くものも続きません。
馬と人参ではありませんが、自分にとって何かご褒美となるものを用意するのもいいですね。
ちなみに私はサウナが好きなので、サウナ備え付けのジムを選び「トレーニングしたら利用してOK」というルールを作っていました。
一日の初めに「いつ行くか」を決める
あらかじめジムに向かう時間をしっかり決めておくのもおすすめです。
具体的な「○時にはトレーニングを始める」という決まり事がないと、「後でいいや」という気持ちからズルズルと時間だけを消費しがちですよ。
決めた回数、時間を必ずこなす
キツめのメニューを設定してしまい、トレーニング中に減らした経験はありませんか?
これがなんとなく罪悪感やモチベーションダウンにつながることも結構あるんです。
自信をつけるためにも、最初はきちんとこなせそうな回数や時間を目標にしてトレーニングをしましょう。
短時間のトレーニングを行う
ダラダラ続けても効率が悪いですし、辛い時間が続けばトレーニングも嫌になってしまいます。
ジムに通うことに慣れ、習慣づけるためにもまずは30分~1時間程度の軽い内容からスタートしていきましょう。
運動中に好きな音楽を聴く、映画(ドラマ)や動画を見る
少しでもトレーニングを楽しくするため、使えるものは使いましょう!
私は映画が大好きなので、ちょっとやる気が落ちてきた時は鍛え上げられた俳優さんがたくさん出てくる映画を観てモチベーションを保っていました。
「エクスペンダブルズ」シリーズ
シルベスター・スタローン始め、登場人物ほぼ全員が「どうしたらそんな腕になるの!?」と思ってしまうくらい筋骨隆々です。ちなみに私はジェット・リーが好きです。
「HiGH&LOW」シリーズ
HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY : 作品情報 – 映画.com
日本のアクション映画最高峰だと思っています。「2」ではNAOTOさんの鍛え抜かれた上半身が見られるので、筋トレのモチベーションが上がります。
「燃えよドラゴン」
言わずと知れた名作ですね。ブルース・リーは日ごろから「なるべく歩くこと」を大切にし、エレベーターではなく階段を使うよう勧めていたそうです。
鍛えている人のSNSや動画、ブログなどを見る
これもかなりのモチベーションアップにつながります。自分と同じ性別、年齢や背格好が近い人が美しいプロポーションを保っていると、「私もああなりたい!」と思える
のでは?
プロのサポートを受ける
メニューに不安があるなら、ジムのトレーナーやスタッフさんに質問をしてみましょう。迷惑がられないかな、と不安にならないで。彼らはそれがお仕事なんです。
ジムに行きたくない!と思ったら深呼吸
行きたくない気持ちが強いと、どんどん足は遠のいてしまうもの。一度誘惑に負けたら最後です。
ジムに行きたくない理由をはっきりさせてから、今行かないことでどのようなデメリットがあるか、逆に運動することでどんなメリットがあるかをよく考えてみましょう。