コンディション からだ
2019.07.18
どうせなら最高の効果がほしい!筋トレの効果を最大にする時間帯は?
トレーニングはいつやっても同じ?
突然ですが、みなさんはいつも何時ごろにトレーニングを行っていますか?
筋トレマン
一日のスイッチ入れる感覚で朝イチから!
筋トレ女子
仕事帰りにジムに寄って帰るから、基本的に夜。
取り組むメニューやライフスタイルによって様々だと思いますが、実はトレーニングに最適なのは昼~夕方の時間帯だといわれています。
夕方のトレーニングが効果的な理由
1日のうち、ヒトの身体機能がピークを迎えるのは昼~夕方にかけての時間帯だといわれています。その時間帯は筋肉が動かしやすく、トレーニングの効果も表れやすいです。
主な身体機能のピーク時間
- 脈拍……昼過ぎ
- 体温・血圧……午後2時ごろ
- 筋力・酸素消費量・肺活量……夕方~夜
トレーニングのカギとなる筋力や酸素消費量は夕方~夜にピークを迎えます。また、成長ホルモンの分泌が運動によって活発になりやすいのも夕方。
より効率よく効果を出したいときは夕方にトレーニングするのがおすすめです!
トレーニングを避けるべき時間帯
トレーニング効果を最大にしてくれるのは夕方~夜の時間帯。次は、逆にトレーニングの効果が思ったように上がらない時間帯をチェックしてみましょう。
早朝
起きたばかりで体温が上がりきっていない早朝の身体は、心拍数や血圧が急上昇しやすい状態にあります。
この時間に激しい運動をすると心臓への負担も大きくなるため避けるのがベター。代謝を上げるための軽い運動ならOKです。
就寝直前
寝る直前に激しい運動をしてしまうと、体を活発に活動させようとする交感神経が優位になってしまうため寝つきが悪くなります。
良質な睡眠は筋肉の成長にも必要不可欠なので、この時間のトレーニングも避けたほうが賢明です。
夜にトレーニングをするなら就寝3時間より前がおすすめ。
食後すぐ
人間の身体はその時いちばん必要な部分に血液が送られるようにできています。トレーニング中は筋肉が無酸素状態になるため、優先して血液が送られます。
そのため、ご飯を食べてすぐにトレーニングを行うと胃腸に回されるはずの血液が筋肉に送られ、胃腸に十分な血液がいかなくなって消化不良を起こすことも。
食後は最低でも2時間は空けてからトレーニングを行いましょう。
極度の空腹時
極端におなかが空いているということは、つまり身体にエネルギーが足りていないということ。
その状態でトレーニングや激しい運動を行ってしまうと、ただでさえ少ないエネルギーを使い切って「ハンガーノック」と呼ばれるエネルギー切れ・低血糖状態に陥ってしまいます。
ひどい場合は体が動かなくなったり意識障害を起こしたり、最悪の場合は死に至ることも。動悸や冷や汗・吐き気などの症状を感じたらすぐに運動を中止して、ブドウ糖などの糖質を補給しましょう。